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行方不明の子どもたちを救い出そう!
〜南アジア3カ国、国境を越えたネットワーク作り〜

(2011年7月1日更新)

子どもの人身売買は、世界の至るところで行われ、年間100万から200万人の子どもたちが犠牲になっていると言われています。しかし、問題の深刻さにかかわらず、子どもの人身売買に対する抗議の声はまだ十分な高まりを見せていません。子どもたちを守るべき大人たちは復讐を恐れて問題に立ち向かうこともできず、助けを求める先も分からずにいます。

ひとたび連れ去られてしまうと、子どもたちは次から次へと業者の手に渡され、虐待や搾取を受け、人としての尊厳が奪われてしまいます。また、運よく救い出された子どもでも、心に大きな傷を負い、普通の生活を送ることが困難です。

例えばネパールからインドへは、数多くの少女たちが性産業へ売られ、常に売春宿の主やブローカーによって監視され、劣悪な環境で酷使されるだけでなく、HIVやその他の性感染症の危険にさらされています。

このような状況に対して、ネパールでは人身売買を見張る600もの自警団が結成されており、2009年の1年間だけでも、230人以上の女性や子どもたちが救出され、プランの協力団体が運営するシェルターに保護されました。その他にも、より多くの人びとに人身売買の恐ろしさを伝えるため、意識啓発ポスターの掲示や街頭劇の上演により、草の根レベルから問題の根絶に取り組んでいます。


人身売買反対のポスター


人びとに問題を訴える街頭劇

ネパールでの取り組みに加えて、プランは現在、ネパール、インド、バングラデシュの国境地域において、ネットワーク作りに着手しています。3カ国が関わるこのネットワークは、子どもたちを国境付近で救い出す画期的な試みであり、人身売買の被害者である子どもたちの救出や、加害者であるブローカーの摘発を目的としています。

また、3カ国で行う具体的な計画の一つには、子どもや大人を問わず、誰もが即座に専門的なアドバイスを受けることができる通話料無料の電話相談の開設などがあり、次回のプラン・南アジア地域会議(2011年7月インド)で、実施に向けた体制が固められていく予定です。

こうした国境を越えたネットワークは、子どもたちを救い出すだけでなく、人身売買の根幹にある問題の解決へ繋がると期待されています。

【ご参考】

インド出張報告〜人身売買/性的搾取にあった女の子たちのシェルター〜(2011/5/1.up)

プラン一般プロジェクト「インド : 人身売買/性的搾取にあった女の子たちのシェルター設置」

プラン・マンスリー・サポーター「ブルキナファソ:子どもの人身売買防止」

【動画 You Tube】女の子の人身売買(ネパール)

【動画 You Tube】買春宿での生活(インド)

ネパールってどんな国?

インドってどんな国?

バングラデシュってどんな国?

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