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ハイチ大地震から1年
〜子どもたちの声を復興計画に〜

(2011年1月6日更新)

「子どもと若者が復興に参加すればハイチはもっと良い国、美しい国になると思います。ハイチの再建は子どもと若者なしには成しえないでしょう。なぜなら私たちがハイチの“今”そして“未来”だからです」

(復興ニーズ調査に参加した女の子)

2010年1月12日のハイチ大地震から1年。プランは子どもたちとともに復興支援活動を進めています。ハイチ政府が国連機関、NGO、世界銀行などと進める復興ニーズ調査にはプランの働きかけにより1,000人の子どもの声が反映され、子どもたちが望む"新しい国"づくりが一歩ずつ進んでいます。ハイチでは11月以来コレラ感染が拡大するという新たな問題も生じています。プランは37年間のハイチでの活動で培った地域住民・関係機関との信頼関係や国際組織の強みを活かし、今後も精力的に活動を進めていきます。

■映像ハイチ大地震から1年」 (5分30秒:英語)

ハイチ コレラ対策緊急支援 (2011/2/1up)

ハイチ写真展 (2011/1/18up)

ハイチの子どもたちの声 (2011/1/2up)

数字で見る主な活動 (2010年1月〜11月)
1. 生活環境の整備
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衛生キット・家族キット の支給 1,886キット
テントの支給 3,416張
給水設備・衛生施設の設置 235基
2.教育
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学校の状況調査 543校
教室 (“半永久的”学校と仮設学校) の建設 257教室
教材の支給 700教室
学校トイレの設置 45基
乳幼児教室用の玩具の支給 4,334個
学用品キットの支給 30,000キット
学校への図書館キットの支給 180校
教師トレーニング (小学校、幼稚園、乳幼児センター) 975人
補習クラスの実施 1,100回
3. 保健 ・衛生
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移動診療車の巡回 122台
保健サービスの実施 27,025人
子どもへの予防接種 (はしか、ジフテリア、破傷風) 31,674人
保健トレーニング、意識啓発 273回
保健従事者へのトレーニング 212回
給水タンク 36基
シャワー 72基
トイレ 305基
衛生キットを受け取った人 23,000人
4. 子どもの保護
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警察官への子どもの人身売買に関するトレーニング 80人
子どもの保護、暴力、子どもの権利に関するトレーニング 500回
子どもの保護に関する啓発 38,000人
5. 心のケア
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「子どもにやさしいスペース」の設置 30ヵ所、4,500人
心のケア 8,592人
6. 災害危機管理と “Cash for Work”
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“Cash for Work”※1の実施 28,426人
植林、種植え 440,000本
防災対策に取り組んだ子ども・若者 1,854人

※1 地域住民が復興事業に従事し、現金報酬を受け取る活動

(2010年12月15日更新)

〜復興への確かな歩み: プラン・スタッフのブログより〜

12月8日 ヘイディ・リード(プランUSA)

 

先週末、私は再び南部のジャクメルを訪れて、建設中の半永久的に使用可能な学校を視察した。同行したプランの教育コーディネーターの話では、2教室に最大50人の生徒を収容できる校舎76棟が現在完成または建設中ということだ。


“半永久的な学校”って何?なぜプランのような国際NGOが、“永久的”に使用できる学校を建てないのか?それは、被災した学校の再建計画をハイチ教育省が未だ最終決定していないためだった。政府の決定がどうあれ、少しでも早く児童・生徒たちを仮設教室ではない、より安全で学習に適した教育環境で学ばせたい。そのために、このような中間的な解決策をとることになった。この“半永久的”学校のデザインはハイチ政府から承認され、地震やハリケーンにも15年は耐えうるとお墨付きを得ている。


プランの看板の前に立つスタッフのヘイディ

 
“半永久的”学校は頑丈な木造建築

初めに、甚大な被害を受けたカトリック系の学校を訪問した。学校では2人のシスターと学校長が丘に沿って立つ、今にも崩れそうな教室を案内してくれた。その後、最近になってようやく瓦礫が撤去されたジャクメルの中心街を抜けて、シスターたちとともに街外れに広がる仮設学校に向った。広大な敷地には、仮設学校として利用している開放型の大型テントがU字型にずらりと並ぶ。そのうちの一つがシスターたちの事務所だが、過日の雨でひどく痛んでいるのが分かる。


次に向ったのは“半永久的”学校。その学校はほぼ完成し、机や椅子、黒板が運び込まれるのを待っていた。私が最も感銘を受けたのはその教室の外観ではなく、その場がもつ安心感だった。視界の中に瓦礫はなく、壊れたり、破れたりしたものも何一つなかった。あるのはただ頑丈な木造の建造物で、その後ろにある丘の斜面には、プランのロゴが描かれた青と白のトイレが並んでいる。ここは子どもたちにとっての新しい家となり、静かで安らぎが感じられた。


建築中の校舎の前でシスターたちと

 
大型テントを利用した仮設教室

翌日、首都ポルトープランスへと帰る途中の山道で、深い皺が刻まれた年配の男性たちがロバを引き連れて歩く脇を、制服を着たたくさんの児童たちが山道を行き来する光景に出会った。学校が2部制のため、午前と午後のクラスに通う子どもたちが入れ替わる時間だったのだ。


今年2月、ジャクメルに向う途中で私が見たのは、休校のために子どもたちが道路脇に退屈そうに座っている様子だった。今回の光景は、ハイチが変わりつつあることを象徴しているようで、この変化を私たちは祝福し、称えなければならない、その時私は強く感じた。


 

友だちと連れ立って通学


プランは、ハイチ コレラ対策緊急支援を開始しました。
皆さまのご支援をお願いいたします。
(支援募集期間: 2011年3月末まで

■ 寄付の方法

 クレジットカードでの寄付

【ご参考】

ハイチの子どもたちの声 〜復興支援の現場から(2011/1/2up)

学校へ戻ろう!〜ハイチ・ジャクメルの新学期(2010/11/1up)

ハイチ大地震から6カ月(2010/7/15up)

ハイチってどんな国?

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