ボランティア・寄付|プラン・ジャパン ホーム > トピックス > HIVの母子感染を防ごう! 〜インドで新プロジェクトがスタート〜
Topics

HIVの母子感染を防ごう! 〜インドで新プロジェクトがスタート〜

(2010年2月1日更新)

プラン・マンスリー・サポーターでは、インドの3州でHIVの母子感染予防に取り組むプロジェクトを新たにスタートしました。プロジェクトでまず行ったのは、効果的な活動戦略と成果をはかる指標を作成するための現状調査。2009年11月から1月にかけて実施したこの調査に参加した、大重職員のレポートをご紹介します。

調査の成功の鍵を握るのは、地域の誰に、どんな質問をするかということ。プランは調査を開始する前に、パートナー団体のスタッフやコミュニティ・ワーカーを集めて、ワークショップを行いました。

「この質問は答えるのが難しい。イエス/ノーで答えられる質問に変えよう」
「答えの選択肢をもうひとつ増やそう」
プランが作成した質問表を前に、ワークショップの参加者が意見を交わします。

質問する相手は、年齢、性別、職業、民族、未婚・既婚、健康状態、住まいから保健施設までの距離など、いろいろな条件を念頭にバランスを考えながら選びます。調査を担当するのは、状況を良く知るコミュニティ・ワーカー。HIVという繊細な問題を扱うため、改めて綿密なトレーニングを受けた後、3地区の約2,500人にインタビューを行います。

HIV陽性者グループへのインタビューでは、家族からの差別や虐待、クリニックや役所での不適切な扱いの事例を数多く聞きました。なかには涙ながらに話をする女性もいて、一緒に聞いている私も、胸がつぶれる思いです。中学生たちは少し恥ずかしがりながらも、自分たちが知っていることを率直に回答してくれました。

 
調査方法に関するトレーニングを受ける調査員
こうした生きた情報を分析することで、効果的な問題解決策を考え、次の行動に移していきます。

別の州では、プランが2年前から実施しているHIVプロジェクトに参加する女性たちにも会いました。自助グループに参加する女性たちは一様に、グループの仲間が何よりも心の支えになっていると言います。グループは小規模事業のための貸付支援も受けており、「自分の力で収入を得られるのがとても嬉しい。息子も娘も学校を続けさせているのが私の自慢なの」 「自信もついてきて、今では役所で差別されたら泣き寝入りなんかしないわよ」と、女性たちの頼もしい言葉が続きます。

 
プロジェクトの説明に耳を傾けるコミュニティの人々
「貸付の資金で始めた私の茶店で、チャイを飲んでいって」
「私のサリー工房にも。きれいなサリーがたくさんあるわよ」
女性たちの笑顔に励まされるとともに、地域の人々の自助努力とネットワークを応援することがどれほど重要か、改めて実感しました。

 

※エイズ孤児やストリート・チルドレンなど、子どもたちが直面する社会問題に取り組むプラン・マンスリー・サポーターをご支援ください!(月々1,000円〜)

プラン・マンスリー・サポーター

ページトップ
公益財団法人プラン・ジャパン 〒154-8545 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル10F&11F TEL:03-5481-0030 アクセス