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ラオスってどんな国 〜7月からチャイルドとの交流開始!〜

(2009年6月1日更新)

7月から、プラン・ジャパンのスポンサーと交流するチャイルドの国に新たにラオスが加わります。タイ、ベトナム、カンボジアの3カ国に囲まれ、国土の3分の2が山岳地帯のラオス。人口560万人中、約75%が互いに孤立した山間部で主に農業を営みながら暮らしています。49の民族がそれぞれの言語を持つという多様な文化を誇る国です。

ラオスでは近年、山地という地理条件を生かして、渓谷を流れる河川を利用した水力発電により近隣国へ電力を輸出し始めました。しかし、農村部の所得は依然として低く、都市部とは大きな所得格差があります。

プランは、2007年からラオスでの活動を開始。まずは最も貧困が深刻な地域の一つ、北部ボケオ県での活動に注力しています。活動地域の人々は点在する集落に暮らしており、プランの現地事務所から最も離れたコミュニティまでは、カヌーを使って9時間もかかります。また、ボケオ県には15の少数民族、44の言語グループがあり、公用語であるラオス語が通用しないコミュニティが少なくありません。

 
ボケオの集落の様子

教育

学校が家から遠すぎて通学できない、公用語のラオス語が理解できず授業についていけないなどの理由から、小学校を中途退学してしまう子どもも少なくありません。また、教育を受けた人々が少ないため、次の世代にも教育の重要性が理解されず、教師や地域開発を進めるリーダーが育ちにくいという悪循環にも陥っています。

保険・衛生

トイレが設置されている学校は全体の15%です。屋外排泄の習慣から、水源や農作物が排泄物により汚染され、幼い子どもたちは下痢によって命を落とすこともあります。また、ラオス全体では40%、貧困地域では60%もの子どもたちが栄養不良の状態にあります。これは幼児期に十分な栄養が与えられないこと、食糧不足のために、妊産婦自身が栄養不足であることなどが大きな要因です。

険しい地理条件から、簡易保健所でさえ、徒歩で数時間かかることがあり、子どもに予防接種を受けさせる人もほとんど見られません。

 
子どもクラブに、地域の問題を問いかけるプラン職員

プランの活動

プランはまず、子どもたちが教育を受けられる環境づくりに取り組んでいます。当面は幼児教育が中心ですが、小中学校の特に女の子や少数民族の子どもたちを対象にした教育改善プロジェクトも予定しています。教師トレーニングの実施、教室内の黒板や机・椅子の設置、教科書や文房具の支給などを通して、子どもたちが興味を持って通える学校づくりを進めます。

同時に、衛生環境を改善するため、学校内にトイレを設置し、コミュニティに安全な飲み水を供給する設備を作ります。

 
地域の社会資源地図づくりに取り組む子どもたち

プラン・ラオスでは、これらのプロジェクトを推進する際に、「子どもとともに進める地域開発」の手法を用いています。地域の問題とその解決方法について子どもクラブが話し合い、そこで出された意見を、それぞれの開発プロジェクトへ反映させているのです。

まだ活動を始めたばかりで、取り組むべき課題は山積していますが、子どもたちは地域が住みやすくなることへの期待に目を輝かせています。

ラオスってどんな国?

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