● 「夢を叶えよう!」 若者の起業支援 〜ドミニカ共和国〜 

 

(2009年11月2日更新)

ドミニカ共和国では、雇用機会の不足が深刻です。たとえ勉強を続けたとしても仕事に就ける希望が持てないことから、次第に学習意欲をなくし、中途退学する若者も少なくありません。

教育機会を失い、将来への希望を持てない若者たち。プランはこのような現状を変えるため、南部アスア活動地域において、米国の平和部隊(US Peace Corps ※)と南部工業大学(UTESUR)と協力して、若者向けの起業支援プロジェクト「夢を叶えよう!」を行っています。
(※US Peace Corps: 教育や農業などの分野において途上国支援を行う、米国の長期ボランティア派遣プログラム)


このプロジェクトでは、米国の若者とドミニカ共和国の若者が農村部のコミュニティでボランティア教師として働き、地元の若者たちに小規模ビジネスの起業方法を教えています。授業はとても実用的で、各々がビジネス提案書を作り、実施計画書を作成するという課題に取り組みます。

ドミニカ共和国では毎年、若者を対象としたビジネスコンテストが行われ、優勝者は起業資金となる賞金を受け取ることができます。選考はビジネス界を代表する著名な実業家が数ヶ月かけて行い、最終的に6つの優れたビジネスプランが選ばれます。過去3年間で19人の若者がコンテストに入賞し、起業の夢を実現しました。

 
コンテストに向けてビジネスプランを練る若者たち

2008年度のコンテストでは、6人の受賞者のうち、なんと3人がプランのプロジェクトに参加した若者でした。

優勝者の1人、ウィルソンはこう述べます。
「このコンテストに参加したことは、一生忘れられない経験となりました。プロジェクトを通して、僕たちの生活を変えるとても大切な知識を身に付けることができました」

このプロジェクトは、他のコミュニティの若者にも大きな刺激を与えています。コミュニティ・ボランティアのハフレシアはこう述べます。僕たち若者は、仲間を巻き込み、ともに高め合うことができる活動が好きです。このプロジェクトでトレーニングを受けている同世代の若者を見ていると、自分も頑張ろうという気持ちになります」

 
優勝賞金を受け取った若者たち

若者たちに新たな夢とチャンスを与える起業支援プロジェクト。若者たちが困難を克服し、起業する技術を身に付け、貧困から抜け出す大きな一歩につながるように、プランは今後も若者の夢を応援します。