< 子どもとともにすすめる災害リスク軽減 >
全世界の小中学校で学ぶ子どもは10億人以上。そのうち約9億人が地震発生地帯に居住。
また、多くの子どもが洪水や土砂崩れ、台風などの被害が多発する地域で暮らしています。
プランは、子どもとともに進める地域開発の一環として、防災対策や防災教育など、被害を最小限に抑えるための災害リスク軽減プログラムを実施しています。日本では地震の際に学校が避難場所になりましたが、ハイチや中国では多くの子どもが崩壊した校舎で亡くなりました。こうしたことから子どもの安全を守るため、学校の安全強化や学校での防災教育などに今後さらに注力していく予定です。
現状
フィリピン中部マスバテ島の海岸沿いに位置するバルド町の4村(ダナオ村、グインバヌアハン村、ウボ村、ダオ村)は主に漁業や農業で生計を立てており、世帯収入は1日1ドル程度です。この地域は台風の通過ルートになりやすく、毎年のように豪雨による洪水が発生しますが、十分な防災知識や対策がないため被害が繰り返されています。台風がくるとコンクリート造りの村の学校、教会、保健所が避難所になりますが、水不足やトイレの不衛生さなど常に問題が生じています。

支援策
台風の被害を軽減するため、中部マスバテ島 4 村の住民約 5,000人を対象に、防災知識の普及や防災対策の構築に取り組みます。
- 子ども、教師、保健ワーカー、地方自治体の職員対象のトレーニング
- 避難計画の作成や警報システムの構築
- 災害予防委員会の立ち上げなど
子どもを含む地域住民約5,000人が、防災知識を深めるとともに、具体的な防災対策を構築することで、この地域の災害被害を軽減し、子どもたちの安全を守ることができます。
グインバヌアハン村の舗装されていない道を通う児童。雨が降ると水が溢れて通学できなくなります
海沿いに家が立ち並ぶグインバヌアハン村。高波の危険にさらされています
災害リスク軽減(Disaster Risk Reduction)の重要性
災害リスク軽減(Disaster Risk Reduction)とは、災害のリスクを事前に分析し、予防措置をとることで災害発生時のリスクをできるだけ軽減するという考え方。持続的な地域開発を実施するNGOや国連機関の間で途上国における災害が地域開発の障害になっているとして 、1970年代から災害リスク軽減の重要性が指摘されはじめ、地域開発の一環としての取り組みが行われてきました。国連は2000年に世界的な取り組みとして国連国際防災戦略(UNISDR 本部ジュネーブ)を設立。災害予防の重要性を世界に訴えています。













































