プロジェクト報告会「地域ぐるみの児童虐待防止―国際NGOの現場から―」が行われました

(2007年8月10日更新)

8月8日(水)、JICA地球ひろば(東京都渋谷区広尾)にて、プラン・ジャパン主催の活動報告会「地域ぐるみの児童虐待防止―国際NGOの現場から―」が行われました。当日は、53人の方が参加。今年2月から2ヶ月間、中米グアテマラに滞在し、児童虐待防止プロジェクトを視察したプラン・ジャパンの橘職員が活動の進捗をご報告しました(このプロジェクトは2004年からプラン・ジャパンのマンスリー・サポーターによって支援されています。詳細はこちら(プラン・ニュース75号)のP6〜7をご覧ください)。    
■  満席に近い会場。参加者は橘の報告に熱心に聞き入ってくださいました

橘職員は、現地の活動が当事者である子どもや家族、病院関係者、地域のボランティア、地方自治体など多くの人の連携で成り立っている仕組みを説明。「地域の力が本当に強い。地域ぐるみで虐待をなくしていこうという姿勢は、日本の私たちも学ぶべき点があります」とうったえました。

また、この報告会には社会福祉法人 子どもの虐待防止センターの石川様にもプレゼンターとしてご参加いただき、日本での虐待の現状や取り組みを紹介していただきました。虐待の原因として、グアテマラでは貧困や内戦、男性優位な考え方があると考えられているのに対し、日本では親の精神疾患、家庭の社会的孤立などがあげられること。また、虐待の種類ではグアテマラでは比較的、性的虐待が多いのに対し、日本ではネグレクト・心理的虐待が多いなど、両国の違いを浮き彫りにすることでそれぞれが抱える問題への理解を深めることができました。


■  参加者からの質問にお答えする橘職員と石川さん

参加者は、まだお子さんのいない若い方、会社帰りの男性が多くいらっしゃり、ご夫婦での参加も見られるなど、日本社会であらゆる方々に「児童虐待防止」への関心が広がっていることがうかがえました。

「グアテマラと日本の両方の状況がわかってよかった」
「子どもを持つ親として考えさせらた」
「活動国から学ぶという視点がすばらしい」
「自分には関係ないことと思わないことが大事だと思った」

などのご感想が、参加者の皆さまから寄せられました。

 


■  最後に、参加者はグアテマラの子どもたちが虐待から自分の身を守る術を楽しみながら学べる「双六ゲーム」を体験。4〜6人のグループで真剣にゲームに取り組む様子が見られました

 

 

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