「ルピタの一日 〜エルサルバドルより〜」

(2008年7月10日更新)

中米で一番小さな国、エルサルバドル。北部の山岳地帯、オコタル村で暮らす9歳のルピタの家を一緒に訪問してみましょう!

ルピタの家は、牛やヤギが行き交う長いでこぼこ道を通って、さらに険しい山道を30分歩いた先にあります。ルピタの両親は5年前からアメリカに出稼ぎに行っているため、一緒に暮らしているのは祖父母と姉(17歳)、そして弟(7歳)の4人です。ルピタの一日は、朝5時に起きて、バケツの水で水浴びをしたあと、おばあさんがいれてくれたコーヒーを飲むところから始まります。運が良い日は、朝食にパンを一切れ食べることができます。


■  ルピタのおじいさんとおばあさん


■  弟と一緒にこの山道を1時間歩いて小学校に通っています。
雨の日は道が滑りやすくて危険です
ルピタは、学校が大好きです。友だちに会えるし、プランの学校菜園プロジェクトで育てた野菜を使った給食を食べることができるからです。でも、時々友だちが遠くに引っ越してしまうことがあり、そんなときはとても悲しくなります。学校は午前の部と午後の部に分かれており、ルピタが通っているのは午前の部。クラスは7時半に始まり、12時前にはもう終了です。


■  学校の友だちと一緒に


■  グリーン・マンゴーを食べるルピタ。グリーン・マンゴーは
硬くて 酸味があるけれど、子どもたちに人気のおやつです
ルピタは家に帰ると、まずペットのヤギ、ペルーダに「ただいま」の挨拶をして、手を綺麗に洗います。おばあさんは、自分とおじいさんの昼食にトルティーヤを焼いて、お米と卵と一緒に食べていました。おじいさんとおばあさんは結婚して40年になりますが、ここオコタル村以外で暮らしたことはないそうです。しかし、多くの人たちは農村地域での生活が厳しいために村を離れていったと話してくれました。


■  トルティーヤを焼くおばあさん


おじいさんとおばあさんには10人の子どもがいますが、そのうち3人はルピタの両親のように出稼ぎのためにアメリカで暮らしています。子どもたちにきちんと教育を受けさせ、年老いた両親の生活を支えるためには、家族と離れて働くしか方法がないのです。いつか両親が自分たちと一緒に暮らせる日を夢見ながら、ルピタは今日も元気に学校に通っています。
他の国の子どもたちの生活も知りたい方は、プラン・スクール(子ども向けサイト)をご覧ください!

 

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