(2007年4月3日更新)
私はビルキス。バングラデシュの首都ダッカに住む16歳です。今年3月には高校修了の全国統一試験を受ける予定ですが、こうして勉強が続けられるのも、結婚という大きなハードルを乗り越えたからです。
| 3年前のある日、私が学校から帰ると、両親から私の結婚が決まったと告げられました。花婿も結婚式の日取りもすべて準備ができたと。突然の話に私は言葉を失いました。「もう学校に行けなくなる・・・。」どうしたらこの現実から逃れられるか、私は一晩中考え続けました。 |
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私はプランが支援する子どもグループの一員です。これまで仲間と話し合ってきた地域の問題の中には『早すぎる結婚』もありました。意識啓発のための街頭劇で私は幼くして結婚し、つらい思いをする娘の役を演じました。私の家族もこの劇を観ていたので、早すぎる結婚がもたらす悪影響を知っているはず。また地域の人たちも私たちの活動を認めてくれています。そこで私は子どもグループでの経験を活かして何とか親を説得しよう、と決心しました。
翌日私は、「どうしても勉強を続けたい、だから結婚は早すぎる」と両親に訴えました。二人は私の話を聞いてはくれましたが、「親の決定を子どもが覆すことはできない」と言います。相手もあることなので、勝手に結婚を取り止められない親の事情も分かります。でも私は、最近幼くして結婚した友だちの話を例に根気よく説得を続け、結局、私が学校を終えるまでは結婚しないという結論に達したのです!
私のようにスラムに暮らす少女にとって人生は試練の連続。一緒に街頭劇にでた友だちでさえ、多くはその後すぐに結婚したり、学校を中退しました。私はこのスラムから『 早すぎる結婚』という慣習を失くすためのお手本になりたかったのです。
| 私が自分の意見を述べたり、解決策を考えられるようになったのは、子どもグループで子どもの問題に取り組んできたおかげです。みんなと議論する中で培われた洞察力や早すぎる結婚についての知識がなかったら、私は途方に暮れていたでしょう。今では両親も私の理解者。結婚の申し出があっても喜んで断ってくれます。 |
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将来は、会計の勉強をしてコミュニティで教えたり、良質の子ども番組を作るバングラデシュ・テレビジョンのようなメディアでも働いてみたいです。もちろん自分の勉強は大事ですが、私は今、経済的な理由から学校に通えない16人の子どもたちに勉強を教えています。彼らにも、一人一人がもつ素晴らしい才能を伸ばしてほしいと心から願っています。