● プランを卒業したチャイルドの今 〜エクアドル〜

2006年9月5日更新

プラン・エクアドルが活動する沿岸地域のコミュニティの一つに住む21才のジェニファー・サントス。ジェニファーは、数年前までスポンサーと交流しながらコミュニティ開発に参加するチャイルドの一人でした。コミュニティではプランの支援によって立派な保健所や小学校が建設されましたが、それ以上にジェニファーにとって嬉しかったのは、住民や子どもたちが知識を得て、何事にも前向きになったことだと言います。

「もともと私はおとなしいタイプで、人になかなか名前を覚えてもらえないぐらいでした。でも、プランの活動に参加して、自分がとても変わったと感じています。今は、教師とラジオのレポーターになるという、2つの大きな夢を実現しました! もっと多くの子どもたちが自分の意見を表現できるよう、2つの立場から子どもの権利を広めようと思っています。」

■  大学に通いながら近くの学校で教鞭をとるジェニファー
 
■  ラジオのレポーターとしても活躍

ジェニファーを変えるきっかけは、プラン・エクアドルが活動を支援した生徒会のメンバーになったこと。学校をより良くするため子ども自身が参加する活動を通して、自分にも様々なことができるということに気付いたのです。さらに、小さい頃からプランが提供するラジオ番組「Aqui los Chicos (僕たちはここにいる!)」に関わったことも大きな意味を持ちました。

「コミュニケーションの勉強会に参加したことで、人前で話をすることに自信がつきました。実際にインタビューした中で一番印象に残っているのは、HIVウィルスに感染した若い男性です。HIV/エイズに関する知識や正しい情報が不足しているだけでなく、多くの子どもや若者たちがHIVに感染しているというのは、私にとってショッキングな事実でした。その後、私のコミュニティでは、子どもたちが集まってHIV/エイズに関する話し合いやトレーニング、お芝居で知識を広める活動などを始めました。」

プランが目指しているのは、子どもの権利を促進し、子どもたちの可能性をのばすこと。その成果は目に映りにくく、すべての子どもたちの可能性を引き出すのは、決して容易なことではありません。それでも、ジェニファーをはじめ、活動地域の多くの子どもたちの心の中には自信と希望がしっかりと育まれ、未来をつくる次の世代へと受け継がれていきます。

インタビューの終わりに、ジェニファーが支援者の皆さんに伝えてほしいと語りました。
「私に、自分の可能性をのばす機会を与えてくれたこと、そしていつも世界の子どもたちのことを気にかけてくれていることに心から感謝しています。」

■  エクアドルの子どもたち
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