(2006年6月1日更新)
「あなたの コミュニティでプランが活動を始めます!」 ある日そんなニュースが流れます。
「プランって何? 活動の目的は? 本当に私たちの地域のプラスになるの? 」人々がそんな気持ちを抱いても不思議ではありません。では、プランは
実際、どのようにして新しい地域で活動を始め、どのようなアプローチを通じて人々の理解と協力を得、彼らを中心にした活動をスタートさせるのでしょうか。南米ボリビアのグラン・チキターニャ地方のあるコミュニティ
を例に見てみましょう 。
このコミュニティの主な産業は農業です。牛の飼育、芸品製作のほか、とうもろこし、バナナやユッカ芋などの生産・販売で 生計を立てています。
ブランカは、このコミュニティでプランの活動に積極的にかかわっている女の子。彼女の住む地域の近隣では、すでに16ものコミュニティでプランが活動しています。プランは活動を始めるにあたり、まず地域の人々にプランについて知ってもらう活動からスタートしますが、彼女はその大事な活動にボランティアとして協力してくれています。
彼女は言います。「それは初めて見る光景でした。子どもも大人も、コミュニティ全体の人々がやってきました。プラン職員であるファシリテーターは、プランの
歴史、活動の目的、そして地域の人々がどのようにして参加し、目標に到達していくのかということを説明し、そしてプランは子どもたちのために活動する団体あると伝えました。人々は真剣に耳を傾けていました。」
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ブランカをはじめ若者たちは、新しい地域での説明会において、副ファシリテーターとして全てのプロセスでとても重要な役目を果たします。そこで用いられる手法は参加型、かつダイナミックなものです。 劇やグループワーク、ゲームなどが盛り込まれ、そして若者たちの実際の経験が語られるのです。人々の関心を集めるために、この地域ではまだ珍しい、コンピュータ を用いることもあります。若者たちにとって、活動に ボランティアとして関わること はとても大きな意味を持ちます。 例えば、意思表示の仕方、他人との協力やリーダーシップのとり方 などを学び、活動を通じて プランの大切な一員であることを感じるようになるのです。
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そして説明会ののち、これまでの大人を中心とした進め方でなく、子どもが自分たちでコミュニティの良い点と悪い点を自覚し、自らの将来の目標を立てるという、こどもを中心としたアクティビティを行いました。人々は 年齢別にグループを作り、各グループで 地域の抱える問題を挙げ、まず何に取り組むべきかを話し合いました。最重要視されたのは、子どもたちに直接影響のある問題。 そこで、全てのプロセスで子どもたちの権利について学び、それを実践してゆくことに重点が置かれました 。
このような「子どもとともに進める地域開発」というプランの取り組みを、 最初の段階で導入することは、コミュニティはもちろん、プランのスタッフにとっても、初めてのことでした。スタッフのエンジェル は言います。「この手法のほうが以前の ものより優れていると思います。 プランが伝えようとしている情報をよりよく伝えることができるからです。プランの伝えたいこと、それはつまりそのコミュニティの人々自身の声、考えです。この取り組みによって、プランもまた、コミュニティと子どもたちの持つ可能性について多くを学ぶことができました。」
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「もう私たちは孤独ではありません。もし世界の人々が私たちのことを考え、力を貸してくれるなら、私たちは自分たちの生活を向上させることができると思います。」