プラン・ジャパンが2005年1月から12月に募ったスマトラ沖地震・津波緊急復興プロジェクトへは、4,692件6,439万1,750円ものご支援をいただきました。世界のプラン各支援国事務局に寄せられた寄附総額は3,700万ドル(2005年10月末現在)にのぼりました。
多くの皆さまからの温かいご支援のもと、被災地域では着実に復興への活動が進んでいます。厳しい状況に置かれながらも、被災地域のおとな、子どもは新しい地域づくりに前向きに取り組んでいます。プランでは3年の復興計画をもとに、彼らとともに復興活動を進めていきます。
プランは、被災地域の中から、被害が甚大であること、効果的な活動ができる地域であること、他団体と活動が重ならないこと、などの理由から、インドネシアではアチェの200村、スリランカではハンバントタ県の41地区、タイではプーケット県の16村とパンガ県、インドではタミルナドゥ州の107村、ポンディチェリーの15村そして、アンドラプラデッシュ州の150村で緊急・復興活動を進めてきました。これまで実施した活動は以下の表の通り、多岐にわたります。
| 分野 |
主な活動 |
| 保健医療と子どもの成長 |
- 食糧、栄養補助食の支給
- 薬や医療機器の提供
- 医療チームの派遣
- 診療所の建設と診療
- 衣服、毛布、マットの支給
- 助産師のトレーニング
- 保健衛生トレーニング
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| 教育と学習 |
- 小学校、幼児教育センター、図書館の建設と教育プログラム実施
- 制服、備品、教材の支給
- 教員トレーニング
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ここで注目すべきは「子どもの参加」です。プランは「子どもとともに進める地域開発」を推進する中で子どもの力を実感してきました。そして、スマトラ沖地震・津波緊急復興プロジェクトにおいても、まさにこのような厳しい環境だからこそ、子どもの参加が欠かせないと考えています。被災地域に住む半数は子どもです。そして甚大な災害における身体的・精神的被害の最大の犠牲者も子どもです。
プランは、これまで見過ごされてきた子どもの声に耳を傾け、彼らの視点を活動に採り入れています。なぜなら、子どもたちは特別なケアを必要とすると同時に、復興活動に貢献することができる存在だからです。甚大な被害を乗り越えるために、プランは3年間の復興計画を子どもとともに進めていきます。
スマトラ沖地震・津波発生後、緊急支援にのみ特化したほとんどの団体がすでに立ち去ったあとも、プランは被災地の住民とともに復興活動を続けています。
被災地で繰り広げられてきたフォスター・プランのこれまでの取り組みや、復興活動に携わる子どもたちや住民の姿を描いた冊子をご紹介します。