●子どもから子どもへ伝える衛生習慣 〜ブルキナファソ〜

(2009年7月1日更新)

ブルキナファソの東部ナメンテンガ活動地域では、学校の衛生環境向上プロジェクトにおいて、子どもから子どもへより良い衛生習慣を伝える取り組みが行われています。

子どもたちは先生の指導の下、まず8人から12人のチームを作り、チーム毎にリーダーを選びます。その後リーダーを中心に、チームの中で互いに衛生習慣を学び合い、学校の衛生環境を向上できるように、様々な活動を行っています。

清潔な水で手を洗う子どもたち

 

この取り組みにより、子どもたちはコンクリートの給水設備を使用して、清潔な水で手を洗う習慣をきちんと身に付けました。また、チーム毎に交代しながら、井戸の周りを毎朝きれいに洗い、トイレや校庭も毎週掃除しています。

メンバーの1人であるオウアンゴは言います。
「下痢や皮膚病などの病気にかかるのは、不衛生な環境が原因であることを皆で学んだんだ。自分が健康でいるためには、いつも衛生面に気をつけること、食べ物は清潔に保管しなければならないことなどを僕たちは知ったんだ」

こうした子どもから子どもへ衛生習慣を伝える取り組みは、単に学校での衛生環境を向上させるだけではなく、子どもたちが自身の健康やチームの活動に責任を持つことにもつながっています。

この他にも子どもたちは、保護者のサポートを受けながら、学校給食のための学校菜園を作り、乾季でも収穫できる野菜を育てています。

また、給食の運営にも携わり、調理スタッフが衛生習慣を身につけるように働きかけ、キッチンの衛生環境の向上に取り組んでいます。

さらに、給食の配膳方法にも目を配り、手を怪我している子どもは配膳を担当しないなどのルールを決めています。


 
校庭の掃除も皆で取り組んでいます

学校の先生は、次のように話します。
「このような子どもから子どもへのアプローチは、ナメンテンガ地域の小学校の衛生環境にとてもよい変化をもたらしています」

子どもたちは学校で学んだことを両親やきょうだい、周りの人にも伝え、地域の衛生環境の向上にも大きく貢献しています。近い将来地域の担い手となる子どもたちの取り組みが今後も続きます。

 

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