(2009年5月1日更新)
カリブ海の島国ハイチは、人口の38%が15才未満、そして約20%が15才〜24才という、若い国です。長年の政情不安や経済制裁により、この国における貧困は根深く、労働人口の失業率は中南米地域で最悪の45%に上ります。そのため、同じ島を東西に分けた隣国のドミニカ共和国に、仕事やより良い暮らしを求めて大量の移民が流出しています。 |
貧困と働く場のない社会で育った若者に選択肢は少なく、将来への希望を抱いて生活するのは難しいことです。経験や信用の少ない若者が小規模金融サービス(マイクロファイナンス)を受けることは不可能に近く、そのため自分でビジネスを始めることも、ままなりません。 そこでプランは、アメリカやドイツのパートナー機関とともに若者のための起業家育成プログラムを開始し、15〜21才の若者たちを約100人受け入れています。 |
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集まった若者の共通点は、一度も学校に通ったことがないか、小学校4年生までに学校を止めてしまったこと。貧しい家庭で育った子もいれば、孤児や、性産業で搾取されていた人もいます。 起業家育成プログラムでは、足りない基礎教育を補いながら、農業の知識や家畜の繁殖方法、起業や経営に必要な基礎技術を学んでいます。 |
講師の1人、テイラーは言います。 |
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| 初年度に参加した若者たちは、もうすぐ修了証を受け取ります。プログラムをきちんと終えると、農作物の植え付けやウサギを繁殖させるための資金の貸付が約束されているため、参加者たちの受講にも熱がこもります。また、始めたビジネスが軌道に乗り、若者が自信を持って独立できるまで、プランとパートナー機関が側面から支援します。 |
参加者の1人、18才のマーリーは、小学校に3年間しか通えませんでしたが、 若者の収入と雇用に、直接貢献できると確信したプランは、このプログラムをハイチ全土に拡大することを目指しています。 |
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