(2009年4月1日更新)
近年、アジアの国々では、多くの女性が家の外で働くようになりました。途上国の女性たちも、厳しい家計を支えるために様々な仕事に就いています。では、母親が働いている間、子どもたちはどう過ごしているのでしょうか? 途上国の多くでは、政府による公的な保育サービスはほとんどありません。このため、年上のきょうだいが幼い子どもの面倒をみたり、子どもが一人で家に取り残されてしまいます。 たとえ兄や姉が面倒を見ていても、日中保護者のいない環境は子どもたちにとって好ましいものではありません。幼い子どもは適切な保育を受けられず、家の中でおこる事故などにも無防備です。また年下のきょうだいの面倒をみなければならない子どもたちは、学校に通うことができず、教育を受ける機会を奪われてしまうのです。 このように、保育サービスを受けられない子どもたちを取り巻く状況は深刻です。プランは、この問題を解決するために、乳幼児保育の支援を行っています。ここでは、東ティモールとインドでの取り組みをご紹介します。 |
| 東ティモールでは、ディリ、アイレウ、ラウテンの3つの地域で6歳までの子どもたちが、コミュニティで保育サービスを受けられるように、母親たちが率先して保育所を運営しています。 乳幼児保育アドバイザーのロルナはこう述べます。 |
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| 「この保育サービスは最小限の資金で大きな成果をあげています。なぜなら、保育所は母親たちによって運営、管理されているからです。母親たちは仕事がない日に、できる範囲で保育所の運営に協力してくれます。空いている時間に子どもたちの面倒をみたり、食事作りや掃除をしたり、自分で作った野菜や米を提供してくれます」 |
現在、インドでは、プランと地元のパートナー団体であるモービル・クリーチが難題に直面しています。多くの建設現場では、母親たちが週6日、1日12時間、れんが運びの仕事を行っています。日中、母親たちが働く危険な現場の近くで、2,000万人以上の子どもたちが、誰からも面倒をみてもらえずに取り残されているのです。 モービル・クリーチは、デリー、ムンバイ、プネーの建設現場やスラム地域で保育所を運営しています。各センターでは10人以下のスタッフが、150〜170人の子どもたちを受け入れており、支援はまだ十分ではありません。 |
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| 子どもたちは本来、社会に守られ、教育を受け、遊び、育つ権利を持っています。乳幼児保育は、子どもたちが好奇心や創造力を伸ばし、心身共に健全な成長を促すのに不可欠なものです。プランは、今後も働く母親たちをサポートし、一人でも多くの子どもたちが適切な乳幼児保育を受けられるように、この保育サービスを拡大していきます。 |