(2009年1月5日更新)
| ミャンマーと国境を接するタイの最北チェンライ県− 周囲を山に囲まれたこの地域には、さまざまな山岳民族が住んでいます。 |
6月のよく晴れた朝、チェンライの山中に暮らす、300人を超える子どもたちが横断幕を手に行進を始めました。マーチングバンドを伴って、ふもとの村に向かいます。手作りの横断幕には、「コミュニティの環境保護」や「地球温暖化防止」といったメッセージが書かれています。子どもたちは、ヤングリーダーと呼ばれる20人ほどの青少年に率いられ、町の広場から市場まで行進。ヤングリーダーはスピーカ-を手に、コミュニティの資源や環境を大切に守るよう、村の人々に訴えました。 |
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この活動は、6月5日の世界環境デーのイベントとして行われました。チェンライではここ数年自然環境の破壊が著しく、そのために多くの村が大規模な自然災害に何度も見舞われています。子どもたちは、これ以上環境が破壊されるのを防ごうと、声を上げたのです。横断幕には、環境破壊が引き起こす土砂崩れや洪水の様子も描かれました。 プランは、チェンライ県で持続可能な農業や自然保護を進めるプロジェクトを支援しています。チェンライの2つの地区で、子どもたちのネットワークを作り、地域の環境問題や防災などについて研修を行いました。子どもたちのグループは、コミュニティのために災害対策をまとめたパンフレットや救命袋を作っています。 |
| あるヤングリーダーの少女は、話します。 「村の大人に反対されて、何年も活動に参加できなかったの。今日は久しぶりの参加です。みんなと一緒にまた活動できて本当にうれしい!」 新しい試みにコミュニティ全員の賛成を得るのは、容易ではありません。また、地球温暖化がどのぐらい気候変動に影響しているのか、様々な意見があります。しかし、過去に経験したことのない自然災害が世界各地で発生し、人々の生活を脅かしているのは事実です。 | ![]()
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環境の変化や自然災害−その影響を最も受けるのは、これからの世代を担う子どもたちです。また、インフラ整備や情報が不足している貧困地帯ほど、自然災害の予測や被害への対応は困難を伴います。プランの活動地域の子どもたちは、自分たちの環境を守るため、できることから行動を始めています。 |