(2008年12月1日更新)
マヤ文明で知られる、中米グアテマラ。この国の中部、山岳地帯のバハ・ベラパス州プルラ郡には、多くの先住民族が生活しています。プラン・ジャパンは2008年1月28日より、外務省の平成19年度日本NGO連携無償資金協力を得て、この地区の小学校20校(児童数1,600人、教師60人)で基礎教育改善プロジェクトを実施。教師のトレーニングや親たちへの意識啓発、教材・備品の支給、教室やトイレの改修といった学習環境の改善を進めています。 今回は10月29日に行われた、小学校のトイレ落成式の様子をご紹介します。 |
落成式は11時開始の予定でしたが、先生や児童たちは朝早くから準備に大忙し。この日は、58人の児童と4人の先生のほか、コミュニティの大人や子どもたち、プランの職員、州の教育局職員、市長、そして在グアテマラの日本大使館を代表して、山内一等書記官が参加しました。雨季でぬかるんだ校庭で、まずはコミュニティ代表と校長による歓迎の挨拶で式がスタート。そして子どもたちがグアテマラ国旗をもって入場、続いてみんなで国歌の斉唱です。 |
![]() ■プレートの除幕をする日本大使館の山内一等書記官(右)とプルラ市長(左) |
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次は、来賓のスピーチが数人続きます。みな、トイレ建設に関わった全ての人への感謝とその努力を讃えつつ、トイレを適切に使用し、衛生的な生活を送る大切さについて話しました。この地域ではケチ語が話されているので、プランの職員が公用語のスペイン語のスピーチをケチ語に訳して伝えます。 そして、プレートの除幕式とテープカット。テープの色は、グアテマラ国旗の色を取り入れています。「これはみんなのものだよ、見てごらん」と促され、子どもたちがトイレや手洗い所をのぞきにきます。 |
![]() ■トイレ |
![]() ■手洗い場で手を洗う少女 |
子どもたちのダンスも披露され、先生の感謝の言葉で式は締めくくられました。その後は、コミュニティのお母さんたちが心をこめて作ったお昼ごはん(トルティーリャとチキンスープ)をみんなでおいしくいただきました。 子どもたちはこれまで、近くの野原で用を足してきました。トイレができたことで、学校の衛生状態が改善され、子どもたちの健康状態も良くなることが期待されます。トイレの建設には、資材の運搬などで村の多くの人々が協力してきました。山間にあるコミュニティまで重い資材を背負って運ぶのは、大変な重労働です。普段着のささやかな式典ですが、人々の喜びと感謝の笑顔に満ち溢れる楽しいひと時でした。 |
![]() ■小学校の式典に集まった人々 |
![]() ■式典で披露されたダンス |