●女の子たちに教育を! 〜ブルキナファソ〜                 

(2008年10月1日更新)

ブルキナファソでは、小学校を卒業できる女の子はたったの27%。多くの女の子が「女の子だから」という理由で学校に通うことができず、親が畑仕事に出ている間に、幼い妹弟の面倒を見たり、薪拾いや水汲みなどの手伝いをしなければなりません。学校に通える女の子たちも、女子用トイレがないなどの理由から学校が嫌いになり、中途退学してしまうことが多いのが現状です。

このような中、プランはUSAID(米国国際開発庁)の助成を受け、ブルキナファソの10地方にまたがる132のコミュニティで、女子児童のための教育環境作りを行っています。このプロジェクトの名前はブライト(輝く)・プロジェクトです。

プランは、このプロジェクトにおいて、机や椅子、教科書の配布や掘り抜き井戸の設置を進めるとともに、男女のトイレを仕切る 壁を作り、子どもたちが安心して学べる環境作りを行っています。また、先生が学校の近くで生活できるように寮を建てたり、子どもたちが学校で給食を食べられるように食堂も作っています。これにより、今まで昼食の時間には家に帰らなければならなかった女の子たちが、そのまま学校に残って勉強を続けられるようになりました。

 
学校に通う女の子と母親

いくつかの学校には託児所も設けられたため、年上の女の子たちは安心して幼いきょうだいを預けて学校に通えるようになりました。多くのコミュニティでは、女の子の就学率が大幅に高まり、なかには男の子より女の子の出席率の方が高くなっているクラスもあるほどです。

8才の女の子、カディディアトウは嬉しそうに話します。
「学校が大好き!読み書きが学べるし、いろんなことを知ることができるの」 。

彼女の夢は大きくなったら先生になることです。彼女の母親は未亡人ですが、農業で生計を立てて4人の子どもたちを育てています。母親もこのプロジェクトをとても喜んでいます。
「前は小さな子どもたちを遠くの学校に通わせることがとても難しかったわ。でも今は学校で給食を食べられるようになり、子どもたちは学校にずっと通い続けたいと言うようになったの。家計もとても楽になったわ」。


このプロジェクトにより、これまで学校に行くことができなかった多くの女の子が勉強できるようになりました。しかし、未だに多くの学校では教室の数が不足しており、とりわけ農村地域で顕著です。プランはコミュニティや地方政府と協力しながら、1人でも多くの女の子が学校に通えるための活動を続けていきます。

 
寮で生活する先生