●インドほか洪水被害 緊急・復興支援

(200年12月29日更新)

みなさまのあたたかいご支援をどうもありがとうございました。

 


プランは、インド、ネパール、パキスタンでの洪水被害に対し、緊急・復興支援を行っています。
皆さまのご支援をお願いいたします。(支援募集期間: 2008年12月29日まで)

■ 寄付の方法 ・ 専用払込用紙での寄付 (資料請求フォーム
・ 郵便局もしくは銀行からの振込み

 


(2008年10月28日更新)

インドのビハール州では水位が少し下がり、年内の洪水再発の可能性が低いことから、政府は避難民の帰宅を促しています。プランも避難所での緊急支援物資支給を終了して、村で支援活動を行うよう指示を受けていますが、被災地では交通網の整備や子どもの人身売買対策など、多くの課題が残されています。

これまでに、プランはパートナー団体と連携し、スパウル県およびサラーン県の避難所で以下の活動を行いました。

<食糧支援>
・スパウル県: 1回目の支給対象から外れていた233世帯に、食糧支給をしました。

<安全な水の確保・衛生環境>
・スパウル県: 仮設トイレの標準形が決まりました。また、住居周辺への定期的な消毒剤散布のほか、全世帯がハロゲン錠剤を使って消毒を実施しています。このほか、コミュニティ集会の場で衛生キットの使い方を人々に説明した上で、1,139セットを支給しました。

<保健医療支援>
・スパウル県: 出産準備キットを支給する際に、全ての妊婦に対して出産、授乳、新生児の世話などに関する個別のカウンセリングを実施しています。また、コレラ予防の講習会も実施中です。

<教育および子どもの保護>
・スパウル県: 子どもたちが遊んだり学んだりするためのセンターに通う子どもの数は155人へと増えました。また、非公式教育センターには810人の子どもが通っています。

・サラーン県: 被災した8村全てに設置された、子どものためのセンターに通う子どもは650人へと増えました。

 


この緊急・復興支援プロジェクトに、皆さまのご支援をお願いいたします。

プラン・ジャパンの募金目標額: 500万円(4万5,000米ドル以上)
※目標額を超えた場合も、引き続き現地で行われる本プロジェクトに使わせていただきます。
※支援募集期間は2008年12月29日までです。

■ 寄付の方法

  専用払込用紙での寄付 (資料請求フォーム
  郵便局(※1)
  銀行振込(※2)
(※1) 【口座番号】 00160-9-101042
【加入者名】 財団法人 日本フォスター・プラン協会
上記口座番号で、払込手数料免除の認可を受けています。窓口でその由、お申し出ください。
この場合、ゆうちょ銀行指定の払込取扱票をご利用ください。通信欄には必ず「G38」またはインドほか洪水とお書き込みのうえ、お名前、ご住所をお忘れなく、すでに登録番号(SP/INQ番号)をお持ちの方は合わせてご記入ください(記載のない場合、領収証明書やプロジェクト報告書の発行ができません)。
(※2)

詳細は支援者サポート部までお問い合わせください。
TEL:03-5481-6100 
MAIL: service@plan-japan.org (件名:インドほか洪水被害支援)

 


(2008年10月15日更新)

ネパールにおける洪水被害は東部だけにとどまらず、9月下旬の豪雨により中部および西部にも拡大し、土砂崩れも発生しています。被害の拡大に伴い、政府は被災者に対して5,000万ルピー(約6,650万円)相当の支援物資支給を表明しています。

【ネパール西部】
被災地域 マハカリ県 カンチャンプール郡、セティ県 カイラリ郡、ベリ県 バルディヤ郡(#267 バンケ活動地域)
被災状況 ・死者約30人、被災者18万人以上
・泥や砂により、収穫物が全滅、家屋も損壊
・豪雨により、橋や公共施設が倒壊
※プランの活動地域における人的被害は出ておりません。

設置された26ヶ所の避難所では食糧や医薬品が不足しています。医師1人を含む移動式医療チームが避難所を廻り、健康診断を実施しています。プランは、バルディヤ郡災害支援委員会を通じてネパール赤十字社へ防水シート160枚を寄付しました。

【ネパール東部】
被災地域 コシ県 スンサリ郡
※プランの活動地域外
被災状況 ・死者17人(うち2人が子ども)、被災者6万人

西部へとつながる高速道路がところどころで被害を受け、何千もの人が、間に合わせの材料でできたボートでの移動を強いられています。また、家畜の世話を支援している郡の家畜事務局の話によると、被災した人々は相当な安値で家畜を売却しています。今後、世界食糧計画(WFP)が5,634世帯に1ヶ月分の食料を支給する予定です。

プランは、スンサリ郡で以下の支援活動を実施しています。

<住環境の改善>
・ ジュンカ避難所内に、326世帯分の仮設避難小屋を設置しました。
・ 自宅付近での生活を望む避難生活者の声を受け、ラウカヒ地域にも避難所を開設し、仮設避難小屋の建設を進めています。現時点で28世帯分が完成しています。
・ 水および住環境の改善計画が進む一方で、ラウカヒ避難所で資材(竹、手動ポンプ、テントなど)の盗難被害がでたため、避難所周辺に鉄条網を設けることになりました。

<教育と子どもの保護>
・ 子どもの学習スペースを両避難所に計12ヶ所設置しました。11歳以下の子ども533人が学んでいます。
・ 役所の職員が出生登録の研修を受け、202人の子どもが避難所で出生登録証を受け取りました。

<保健医療支援>
・ 医療チームが、定位置16ヶ所および移動式診療所3ヶ所で診療を行っています。近いうちにラウカヒ避難所に医療施設が設置される予定です。


(2008年10月1日更新)

インドのビハール州における洪水の被災地は、その後も降り続く雨により、当初の15県から17県へと拡大しています。プランが引き続き緊急支援活動を行っている、スパウル県とサラーン県の最新情報をお伝えします。

<食糧支援>
・スパウル県: 避難所では、政府による温かい食事の配給が始まりました。プランは米や豆などの食糧支給を行い、これまでに900世帯が25日分の食糧を受け取りました。

・サラーン県: 8村の子ども4,149人に食糧を支給しました。
 
川岸に立ち並ぶ避難所。支給された防水シートが屋根代わりに

<安全な水の確保>
・スパウル県: 浄水装置の地元企業とユニセフの協力を得て、水源発掘、浄水装置の電力供給および装置収納場所の確保など、水処理に関する調査を進めています。避難所の衛生環境を改善するため、保健衛生に関するポスターを人目につくところに掲示し、人々の衛生意識の啓発も図っています。水の汚染防止のために、今後は仮設トイレの建設を進める予定です。

<保健医療支援>
・スパウル県: 冬の到来に備えて毛布を配布したほか、蚊帳の配布を予定しています。医療キャンプを設置し、医師4名とボランティア15名が日常的な病気の手当てに当たっています。今後は、キャンプ内の伝統的助産師に技術的なトレーニングを行う予定です。また、子ども向けの医療キャンプも準備中です。

・サラーン県: 2つの医療キャンプを設置し、医師、助手、補助助産師、ボランティア各1名からなる医療チームが往診にあたっています。医療キャンプでは無料での診察に加えて、医薬品の支給、衛生意識の啓発活動などを行っています。

<教育および子どもの保護>
・スパウル県: プランが設置した非公式教育センターなどに通っていない子どもたちが、避難所および周辺地域にまだ多く見られます。現在、センターの活動強化に取り組んでいます。

・サラーン県: 被災した8村すべてに子どもたちが遊んだり学んだりするためのセンターを設置しました。610人の子ども(女の子299人、男の子311人)が毎日通っています。子どもたちには、栄養補助食品を支給しています。

 
非公式教育センターで勉強する子どもたち

(2008年9月19日更新)

最も被害が大きいインドのビハール州において、プランはスパウル県とサラ−ン県で緊急支援を開始しました。この地域にある5ヶ所の避難所(被災者1万3,000人が生活)に、プランは防水シート(998枚)を配布しました。

<食糧支援>
スパウル県の8,100人とサラーン県の4,000人の被災家族に、1日に2回、温かい食事を支給しています。今後2ヶ月間、食糧の支給を行う予定です。

<安全な水の確保>
避難所では安全な水の確保が最優先課題であり、伝染病の蔓延も懸念されています。プランは 3ヶ月分の浄水用錠剤、経口補水塩を両地域の1,339家族に配布しました。

<子どもたちの保護>
スパウル県に、子どもたちが遊んだり学んだりするためのセンターを2ヶ所設置し、それぞれ50人の子どもたちが通っています。また、7才から18才の子どもたちを対象とする非公式教育センターも設置しました。

現在、マデープラー県およびサハルサー県における支援活動も準備中です。


避難所の様子
 
食糧を受け取るために集まった人々

 


(2008年9月11日更新)

インド、ネパール、パキスタンの各地では、8月中旬から続いたモンスーンの影響により河川が氾濫し、洪水被害が発生しました。特にインドの被災状況は、ここ50年で最大規模と言われ、WHOの発表によると、被災者は330万人以上にのぼっています。

被災地では、主要作物や家畜にも被害が及んでいるほか、家を失った多くの人々が避難を強いられています。また、安全な水を得ることが難しく、衛生施設や衛生知識も不足していることから、下痢や赤痢などの感染症が蔓延し始めており、特に子どもや妊産婦、高齢者の健康が脅かされています。

この深刻な洪水被害に対し、プランは現状調査を進めてきましたが、このたび、復興を視野に入れた緊急・復興支援を開始しました。

各国の被災状況と支援活動は以下の通りです。

 
特に被害が大きいインド ビハール州 

【インド】

被災状況
   
被災地域 ビハール州
※プランの活動地域外
家屋の倒壊・損壊 28万5,000戸
避難生活者 300万人
 
避難キャンプで生活する家族 (写真出典:Reuters)


【支援活動】
ビハール州のスパウル県およびサラーン県において、3期に分けて支援活動を行います。
<第1期>
・ 子どもの保護委員会設立、心的外傷(トラウマ)のケア
・ 食糧、防水シート、消毒剤の支給
・ 子どもにやさしいスペースの設置
<第2期>
・ 仮設トイレの設置
・ 衛生キットの支給
・ 家屋再建の必要性・優先順位の確認
<第3期>
・ 人身売買予防、子どもの保護、出生登録の計画づくり
・ 生計再建計画づくり
・ 子どもを中心とした防災計画づくり

 

【ネパール】

被災状況
被災地域 スンサリ郡   ※プランの活動地域外
避難生活者 5〜7万人。うち1万1,700人弱が14歳以下の子ども

【支援活動】
地元の郡災害支援委員会が中心となり、国際NGOを含む緊急支援関係者との役割調整を実施しており、プランは主に保健衛生と、子どもに関係する分野で支援活動を行います。
・ シェルターの設置(500世帯)、マットレスの支給(3,500世帯)
・ 5歳未満児(5,000人)、妊産婦、高齢の病人への食糧支給
・ おもちゃ80セット(子ども2,000人対象)
・ 保健サービス、医薬品の提供
・ 子どもの学習スペースの設置
・ 避難所内での子どもの権利促進、女性・子どもを対象とした心的外傷ケア、衛生習慣促進


【パキスタン】

被災状況
被災地域 パンジャーブ州
※ヴェハーリ活動地域(#223)も被災
家屋の倒壊・損壊 2万戸
避難生活者 9万人

※チャイルドや家族が被災している場合は、判明次第、個別のスポンサーにお知らせします。

【支援活動】
パンジャーブ州内の2県において緊急支援活動を 実施します。
<ヴェハーリ県>
地元のコミュニティ・ネットワークと協力し、 500〜700世帯を対象に食糧以外の支援を行います。
・ シェルターの設置
・ 保健サービスの提供
・ 衛生普及活動

<ラジャンプール県> ※プランの活動地域外
地元組織と協力し、1,500〜1,700世帯を対象に支援を実施します。
・ 食糧の支給
・ シェルターの設置
・ 衛生キットの支給
・ 女性と子どもを対象とした衛生普及活動

 
家を失い、路上に仮住まいする家族

 


(2008年9月1日更新)

南アジアではモンスーンの影響により8月中旬から雨が降り続き、堤防の決壊などにより、インド東部、ネパール南部、そしてパキスタン中部において洪水被害が発生しています。地元のメディアによると、ここ50年で最大規模の被害と言われており、今後の被害の拡大が心配されています。現時点で把握されている各国の被災状況は以下の通りです。

【インド】

ネパールと国境を接するビハール州内、15地区の数千の村で甚大な被害が出ています。死者は推定55名、家屋被害は約22万5,000戸に至り、約250万人が避難しています。ここ数日の気温が高かったため、被災者、特に子どもたち、妊産婦や老人に病気が広がり始めています。また、衛生施設の不足により、下痢や赤痢など水を媒介した病気の蔓延が懸念されています。
一方、現時点でプラン活動地域およびプラン職員への被害は報告されていませんが、一部の村で川の水位が上昇し危険な状態です。

シン首相は国家災害宣言を発令し、緊急支援・復興に2億米ドルの拠出を明らかにしました。まだ多くの被災地が孤立しており、軍がヘリコプターやボートで被災者救済や救援物資の配給にあたっています。


子どもや年配の人を抱えながら避難する人々
 
被災者は食糧を安全な場所に移動させた 
 
(写真出典:Reuters)

プランは、ビハール州の被災状況の調査結果を待ち、保健衛生分野、子どもの保護と災害対策の分野において、国内外NGO・他機関と連携して支援活動を実施する予定です。


【ネパール】

5〜7万人が被災しており、南西部に位置するプランのスンサリ活動地域(#855)も被災地に含まれています。プラン職員が被災状況の調査を実施しており、調査結果にもとづき支援に関する協議を進める予定です。


【パキスタン】

中部に位置するパンジャーブ州で被害が発生し、プランのヴェハーリ活動地域(#223)も被災しています。ヴェハーリ地区では、135戸の家屋が倒壊・損壊し、約900世帯が安全な飲料水が得られず衛生環境が悪化していると言われ、米や綿花などの主要作物にも被害が出ています。現在、プラン職員が被災状況の調査を実施しており、緊急支援物資の支給計画を地方政府とコミュニティに提出しました。

プランの活動地域に隣接しているパンジャーブ州ラジャンプール地区では約9万人が被災し、死者7名、約3,600戸の家屋損壊が報告されています。最高気温が摂氏45度にもなるこの地区では、喉が渇いた子どもたちが汚染された水を飲まざるを得ない状況にあり、衛生知識の不足もあって、下痢などの水を媒介した病気の発生が増えてきています。

プランは、どちらの地域においても、他の国内外NGOとともに、必要とされる分野での支援を実施する予定です。


【スポンサーの皆さまへ】
今後被災地への対応により、現地からの通信物到着に遅れが予想されます。何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

現地より新たな情報が入り次第、ホームページでお知らせいたします。