(2008年6月4日更新)
| プランが金融教育を専門とするNGO(AFLATOUN)らと協力して学校で実施している教育プログラムは、子どもたちを社会的・経済的に自立した‘市民’に育てる本格的な取り組みです。 |
ストリート・チルドレン、児童労働、虐待・・・、社会的な格差が著しいドミニカ共和国の子どもたちを取り巻く環境は決してやさしいものではありません。子どもたちが正しい金銭感覚と貯蓄の習慣を身につけ、経済の知識を得て、お金のより良い使い方を学ぶことは、将来の生活設計を可能にし、貧困の悪循環を断ち切ることにもつながります。 この取り組みの大きな特徴は、学校での正規カリキュラムとして、総合的な金融教育を行うというところ。ここでは単に貯蓄やお金の使い方を知識やスキルとして学ぶだけでなく、金融という社会のしくみに彼らも参加する「権利」があることを知り、そして同時にそれには「責任」が伴うことを学びます。 |
![]() ■小学校ではこのプロジェクトの開始を祝うセレモニーが行われました |
![]() ■子どもたちも真剣な表情 |
授業はゲームや歌などを交え、子どもにとって魅力的で分かりやすい方法で進んでいきます。また子どもたちは、貯蓄クラブを結成し、お小遣いをちょっとだけ節約してお金を預けます。少しずつ貯めたお金は、学校に必要なものを買ったり、みんなで一緒に遠足にでかけるための資金になります。このように、友だちと助け合い、また楽しみながらの実践を通して、金融のしくみを学んでいくのです。子どもたちそれぞれの貯金を預かる学校の先生も、重要な役割を果たしています。心無い大人が子どもたちのお金を取上げることのないように、学校、家族、地域社会全体へしっかりとした説明を行い、理解と協力を得ることが必要です。 |
| プラン・ドミニカ共和国では、まずサンフアン県の20の小学校(対象児童は3から5年生の合計3,000人)に金融教育を導入するため、教員104名に対し研修を実施しました。 インドから始まったこの取り組みは世界中に広がっており、プランの活動国でもベトナムやフィリピンですでに行われています。多くの国が関心を寄せる金融教育。賢いお金の使い方は子どものうちから! |