(2008年5月9日更新)
本や人形、画用紙、サッカーボール、そしてギターを積んだプランの移動式図書館のバスが到着するやいなや、子どもたちがバスの周りを取り囲みます。 ここは東ティモールの首都ディリ近郊の避難キャンプ。東ティモールでは、2006年4月に軍隊と警察による騒乱で15万2,000人がキャンプでの避難生活や引越しを余儀なくされました。2年が経過した現在でも首都ディリ近郊には約40箇所もの避難キャンプがあり、キャンプで暮らす子どもたちの多くは避難民としての生活しか知りません。 | ![]() ■キャンプ内の「子どもにやさしいスペース」で元気に遊ぶ子どもたち |
バスに乗って各キャンプを回るのは移動図書館を担当するクレメンティナたち。プランが各キャンプに設けた子どもたちが安心して過ごすことのできる「子どもにやさしいスペース」で、毎週2時間子どもたちと一緒にゲームをして遊びます。 |
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「キャンプでは親自身が暴力などに対するトラウマを抱えており、自分の子どもたちに充分な気配りができていないことも多いのです。私たちの活動で大切なことは、全力で子どもたちに接することです。子どもたちにたっぷりと愛情を注ぎ、一人一人の存在意義を認めること。それが、自分を認めてもらいたいという子どもたちの欲求に応えることになるのです。キャンプ内は人であふれ、物資が限られています。実際にここで生活していない外部の人が、彼らの苦労を完全に理解することは、とても難しいです。」クレメンティナは語ります。 「私たちの仕事は、キャンプで暮らす人々が元の暮らしに戻ることができるまで、できるだけ心のストレスを和らげることです。ストレスの緩和は、プランがキャンプで実施している子どもの保護や水と衛生など、すべてのプロジェクトの中心になるものだと思います。」 |
| 子どもたちの笑顔に支えられ、東ティモールでは避難キャンプでの緊急支援プログラムの他に、乳幼児初等教育、安全な飲料水と環境衛生などのプロジェクトを実施しています。 |