(2007年12月7日更新)
| カレン、モン、ミエン、アカ、リス、タイヤイ、ラフ。耳慣れない言葉ですが、何かお分かりでしょうか。これらはすべてタイの山岳少数民族の名前です。タイでは北部山岳地帯に20を超える山岳民族が独自の文化を守り暮らしています。 11月3日、このような山岳民族出身の歌手が出演する第2回国際ポップコンサートが、タイ北部チェンマイで開かれました。 |
![]() ■ 山岳民族の歌手 |
プラン・タイとユネスコ(UNESCO)などが後援するこのコンサートの目的は、山岳民族の多様な文化を伝えるとともに、彼らの生活を脅かす出生登録と市民権の欠如、HIV/エイズ、薬物乱用や人身売買などの問題を広く知ってもらい、彼らに対する偏見を取り除くこと。多くの山岳民族の子どもたちは、両親がタイ国籍を取得していないため出生登録されておらず、教育を受けることができません。また、出生登録の欠如は子どもや女性の人身売買の危険にもつながります。 |
コンサートでは7つの異なる民族出身の歌手20人以上が出演し、それぞれの言語で歌いながら、彼らの抱える問題を伝えました。5,000人以上の山岳民族やタイ低地に住む人々がコンサートに来場し、コンサートの様子はラジオで生中継され、タイ国内にとどまらず中国南部、ラオス、ベトナム北部、ミャンマーやインドの一部で放送されました。また、タイのテレビでも全国に生放送されました。
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![]() ■ コンサートの様子 |
プラン・タイの国統括事務所所長パンデは「山岳民族の出生登録と市民権登録を推進している団体として、コンサートを支援することができてうれしく思います」と話します。 また、コンサートの司会を務めた前ミス・タイのアリーヤ・チュムサイは次のように語っています。「この意義深いイベントに係わることができ、とても光栄です。このコンサートは娯楽としてだけではなく、低地に住む人々が少数民族の人たちを同じ市民として考えるようなきっかけになります。少数民族の人たちがすべてのタイ国民と同様に基本的人権を持っている、というメッセージを広く伝えることが大切です」。 多くの人たちへ問題を知らせることは、解決に向けた第一歩です。プランは他団体とも協力しながら、メディアを活用するなど様々な方法で問題への取り組みを続けていきます。今後もプランの活動にご注目ください。 |