(2007年12月7日更新)
| 48人の10代の女の子(半数はプランの活動地域出身)とコミュニティ・アドバイザー5人が、2007年6月17日〜23日までベナンのポルトノボで開催された「キャンプGLOW (Girls Leading Our World)」に参加しました。アメリカ平和部隊のボランティア(日本の青年海外協力隊のようなもの)が主催するこのキャンプを通じて、ベナンのティーンエイジャーたちは1人の女性として意識を高めました。 |
【1日目】 アメリカ平和部隊のボランティアたちは、参加者である少女たちやコミュニティ・アドバイザーを出迎え、このキャンプのルールや団体戦の説明をしました。少女たちは5チームに分かれ、キャンプの期間中競い合います。講習会で知的な質問や回答をしたり、礼儀正しくしたり、部屋を清潔に保ったり、他の少女を助けたりするとポイント獲得。逆に、講習会中に居眠りやおしゃべり、キャンプのルールを破ると減点です。 |
![]() ■ キャンプの説明を受ける少女たち |
| 【2日目】 この日の開会式をもって、キャンプは正式に開始。米国大使、ポルトノボの市長、教育省、基礎教育支援協会そしてプランも参加しました。その後、少女たちはジェンダー(社会的性差)について議論できるゲームを楽しみ、地元NGOのVictory Wayから教育の大切さや女性の権利、セクシャルハラスメント、問題解決の方法について話しがありました。昼食後は自由時間。スポーツや買い物、インターネットを利用したりと、思い思いに過ごしました。 |
| 【3日目】 午前中はHIV/エイズについて学び、2人のHIV/エイズ患者から直接話を聞きました。午後には、地元の職人の指導でビーズのネックレスを作り、ボランティアと一緒に時間管理の仕方や読み書きの勉強をしました。夜には、様々なゲームをしてポイントを稼ぎました。 |
| 【4日目】 地元の職人が少女たちにリサイクルの大切さを伝え、ビニール袋を利用した装飾品の作り方を教えました。さらに多くの尊敬を集めている女性政治家も招き、ベナンの法律制度における女性と子どもの権利について学びました。 |
| 【5日目】 助産師による思春期と生殖に関する講義を聞き、栄養やMoringa の使い方も学びました。Moringaはベナンで多く繁茂する木で、その成分に優れた栄養素を持つことで知られています。少女たちは木の見分け方、食事への取り入れ方を学びました。そして午後には近代的農業施設であるProject Songhaiを訪問。夜はダンスパーティーで大盛り上がり! | ![]() ■ 講習会の様子 |
| 【6日目】 環境保護についての講習会の後、6人の女性がキャンプにやってきました。実は彼女たちは医療従事者、教師、政治家や農業専門家などバリバリ仕事をするお母さんたち。彼女たちからは各々の仕事内容だけでなく、学校や職場での失敗の克服や成功の秘訣などを聞きました。午後には、少女たちはお金の計画的な使い方を学びました。夜には、これまで少女たちが準備してきた学芸会を開催。キャンプファイアを囲んで歌い、踊り、学んだことを共有しました。 |
| 【7日目】 最終日の朝は将来の目標設定やその目標の達成に向けた計画を立てる講習会。少女たちは「医師になりたい」といった各自の目標を発表し、目標を達成するための短期的・長期的活動、例えば授業に集中する、生物の勉強を一生懸命し大学に行くなどを記していきました。 これで全ての活動は終了。ポイント数から優勝チームが決定し、そのチームには学用品の入った新しいバックパックが贈られました。また参加者全員には修了証書が渡されました。 |
![]() ■ たくさんの友だちもできました! |
キャンプが終わる頃には、少女たちは学校では教わらない大切な知識を得た満足感と、自信に溢れていました。彼女たちは学んだことを、キャンプに同行していたコミュニティ・アドバイザーのサポートのもと、コミュニティの他の少女たちに伝えています。少女たちは確かに知識のバトンをつないでいます。 |