●コミュニティ訪問

コミュニティ訪問体験記

「チャイルドが住む村をこの目でみたい」「実際に会って話をしたい」「プロジェクトを見たい」 そんな願いを叶えようと、活動国へ旅立つ支援者の皆さまは年間で100人以上。コミュニティを訪問することで、途上国の問題をより身近に感じることができます。
チャイルドと交流するスポンサーにとっては、チャイルドに会って話をすることができ、思い出深い体験となります。ここでは、実際に訪問されたスポンサーから寄せられた訪問記をご紹介します。

コミュニティ訪問体験記(映像、約10分)
※2006年7月にコミュニティ訪問された市村様よりご提供いただきました。

●インドネシア訪問記 岐阜県 安達 康久さん

 
チャイルドの家族や村人と記念撮影(安達さんは中央後方)  

 私にとって6人目の新しいチャイルドを訪問する機会に恵まれました。インドネシア共和国東ヌサトゥンガラ州フロレス島のシッカ県に住む小学3年の男子です。この州はクリスチャンが多く、この子も”それらしい”名前でした。年齢の割に背が低くやせていて、はにかんでなかなか話をしてくれません。表情も硬いです。もっとも、目の当たりにした遠来の私の訪問自体も、この子にとっては意外中の意外だったのかも知れません。 

プラン・インドネシアのシッカ現地事務所の車で県都マウメレから南へ1時間足らずの所に活動地域がありました。高い木はありませんが緑に包まれた低山帯で、集落は頂に近い所にあります。飲み水の確保は大変だろうな、というのが第一印象です。

幸い、道路と飲み水用の雨水タンクは陸軍が設置、その分プランは子どもたちの育成やコミュニティへの支援などソフト面での活動に専念できているようです。でもコンクリート製の道路は下の集落まで。そこから上は雨降りのあとの谷川の川床みたいで、えぐれた斜面としか言い様がありませんが、子どもたちの大切な通学路でもあります。
  地域の人たちは子どもも大人も陽気で屈託が無く、初対面の壁は感じられません。どこでもそうですけれど、チャイルドの家屋を取り囲むギャラリーが次第に増え、遂には家の中まで一杯になりました。

 
  後日送られてきたチャイルドの写真。この笑顔にホッとなごむ

マウメレへの飛行機が2時間以上も遅れ、活動地域に到着できたのは夕方近くだったにもかかわらず、昼過ぎからずっと待ち続けていた人たちです。チャイルドの家に入る前に、あらかじめ日本のスーパーで買った1,000円の鯉のぼりを軒先に掲げると、すかさずため息にも似た歓声が沸き起こりました。家に入ってしばらくして辺りが薄暗くなってくると、炊きつけのような木片のたいまつが用意され、お父さんから私に歓迎のタバコが、お姉さんからは充分に熱いお茶とお母さん手づくりのお菓子が振舞われました。どれも美味しくいただきました。 

後日送られてきた写真には学校のクラスでのチャイルドの様子が写っていました。あの時とは打って変わった明るい笑顔で、これが彼の本来の表情なんだと嬉しく思ったり安心した次第です。

●ケニア訪問記 東京都 砂本久子さん

 
庭で昼食やお茶をいっしょにとりつつ、覚えたての地域の言葉でムクンディのお母さんたちと歓談
 

ケニアの6歳の男の子、ムクンディを紹介されて約1年。彼がどんな環境でどんな風に暮らしているのか知りたくなり、2005年11月に訪問しました。
首都ナイロビから車に揺られること6時間。彼の家で家族や近所の人々に歓迎されました。最初は恥ずかしがってお母さんの後ろに隠れていたムクンディも徐々に打ち解けてくれ、他の子どもとともにお土産のサッカーボールやクレヨンで遊んでくれました。なかにとても上手に絵を描く子がいて、子どもたちの無限の可能性を感じるとともに、その可能性が伸ばせる環境が整うように願わずにいられませんでした。
「“確かに手紙は届くけれど本当にスポンサーっているのだろうか?”と思っている村人もいたのです。だから今日あなたがこうしてこの村を訪れたことは、ムクンディだけでなく、村の人々にとってとても嬉しく励みになることなのです」というプランの職員の言葉に、嬉しさとともに責任も感じました。これからは短くても彼らに手紙を送り、村の様子、活動の進捗などをたずねます。そして、数年後に再会を果たしたいと考えています。

●フィリピン訪問記 〜チャイルドに会ってきました! 埼玉県 日高利枝子さん

 
チャイルドのジェシカと。とてもきれいな海でした
 

チャイルドのジェシカは10歳。彼女が7歳の時から交流を続けています。まだ文字が書けないジェシカに代わってご両親が送ってくれる手紙はいつも温かい内容で、受け取るたびに「会いに行きたいな」と思っていました。今年4月のFP浦和の会で、同じフィリピンにチャイルドがいるスポンサーの方から訪問体験談を聞いたのをきっかけに訪問を決意。私の英語で大丈夫かどうか直前まで不安だったのですが、笑顔のかわいいジェシカと手紙の印象どおりの優しい家族に会った途端、そんな心配も吹き飛んでしまいました。
村は緑と花が豊かな美しい場所でした。ジェシカの家に行くと近所の人たちも集まってきて賑やかに。生まれて初めて生のココナツジュースを飲んだのですが、私が大きな実に恐る恐る顔をくっつけて飲む様子に皆、大笑いです。ご馳走のお礼に支援者の会のイベントで覚えたバルーンアートを披露すると、皆も「やりたい」と言い、持っていった40個の風船はあっという間にいろいろな動物に変わりました。
ジェシカは私がこれまでに送った写真を色紙に貼り、部屋に飾っていてくれました。誕生日プレゼントにと心を込めて作ったポーチも大切にしていてくれて大感激です。お父さんからも「リエコが来てくれるのをずっと待っていたよ」と言われて、心から「来てよかったー!」と思いました。
村では住民たちによるミーティングや進行中の給水プロジェクトの様子を見学し、チャイルドの成長記録を見せてもらいました。訪問前はどう使われているのかがよくわからなかった月々の寄附金も有効活用されていることがわかり、「支援が形になっている」と実感できました。ジェシカや家族とも会うことができ、村が支援を必要としていることも改めて確認できて、とても意味のある訪問だったと感じています。

●パラグアイ訪問記  パラグアイ出身 ラウラ・アルバレスさん

 
やっと会えたね!
 

(ラウラさんはパラグアイ人ですが、日本に留学中にパラグアイのチャイルドのスポンサーに。パラグアイへ帰国後、念願叶ってチャイルドのカロリーナちゃん<13歳>を訪問しました)
最初、カロリーナは私が日本人だと思っていたのです。でも私からの手紙を読んで、「もしかしてあなたはパラグアイ人ですか?」と返事が来ました。それからたくさんの手紙をやりとりするうちに私たちはとても打ち解けて、いろんなことを話すようになりました。
訪問当日は、とても楽しみでワクワクしていましたが、少しだけ緊張もありました。最初、カロリーナの学校に行くと、彼女が詩を暗誦してくれ、それから学校をあげて歌やダンスで大歓迎してくれました。その後、プランの建設した保健所を視察。カロリーナの家での昼食の後、町の公園まで行っていっしょにアイスクリームを食べました。
カロリーナも最初はちょっと緊張していましたが、次第に慣れて色んな話をしてくれました。たくさんの手紙をやりとりしていたので、そのおかげもあったかと思います。
うれしい驚きは、思っていたより暮らし向きが良かったこと。初めの頃もらっていた写真や報告にあるより、かなり状況が改善されていたのです。たとえば以前、彼女の家のトイレは屋外にあり屋根もついていませんでしたが、今はずっときれいになって屋根もついていました。
今回、訪問して本当に良かったです。私たち2人にとって、宝物のような一日になりました。写真や報告書、本人からの手紙ももらっていましたが、実際にカロリーナの家で本人に会えたときは、「本当に実在した!」と思いました(笑)。日本のスポンサーの皆さんにも、ぜひ訪問されることをお勧めします。ご自分の目でプランの良さを確かめてほしいです。

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