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アフリカやアジアの一部、中近東などで根強く実施されているFGM(女性性器切除)。
純潔と貞操が重視されている男性優位社会の伝統的慣習として、成人女性への通過儀礼、また結婚の条件として行われています。ある調査によれば、FGM の犠牲となっている女性と少女は、全世界で1億3,000万人に及ぶと見られています。
FGMが、少女や女性たちに及ぼす苦痛と健康被害は相当なもので、多くの人々が心身共に、その後遺症に生涯悩まされ、中には死に至る場合もあります。近年、国連の主導により、FGMに苦しむ女性の人権保護のための国際的唱導キャンペーンが繰り広げられ、タンザニアなどFGMが広く行われている国々では、この慣習を犯罪化する法律が制定されました。FGM廃絶に向け、プランも、地元支援団体と協力して、住民への情報提供と教育の普及、指導者層への働きかけなどに地道に取り組んでいます。
プランは、子どもたちや家族、コミュニティ住民たちが十分な食糧を安定して持続的に確保できるよう、長期的な視野でこの問題に取り組んでいます。その一環として農民たちに作物の多様化が推進されています。例えば、マラウィでは、干ばつに弱く、生産が安定しないトウモロコシの代替作物として、天候不順の中でも栽培可能なキャッサバの種子の支給や栽培方法の普及に努め、干ばつでも住民たちが食糧を確保することができるようにしました。
他にも、干ばつに強いだけでなく栄養価の高い、大豆やキマメ、ピーナッツなどの作物が紹介され、住民たちの食糧安全保障/食糧確保 (Food security) に改善が見られ始めています。