●スマトラ沖地震・津波から2年

【 2007 年 2 月 2 日更新 】

2004年12月26日にインドネシアのスマトラ沖で発生した大規模地震による津波は、インド洋沿岸諸国やアフリカ東海岸に甚大な被害をもたらし、20万人以上の尊い命が失われました。プランは、現在も被災した子どもやその家族が、健やかで安定した生活を取り戻すために、さらには災害が起こる以前よりも良い状態にするために、復興支援活動に取り組んでいます。2年経った今、これまでの活動を写真とデータでご報告します。

※左の小さい写真をクリックすると、右側に拡大されます。


【 活動地域と支援対象者数 】

被害が甚大であること、効果的な活動ができること、他団体と活動が重ならないことなどの理由から、インド・タミルナドゥ州、インドネシア・アチェ州、スリランカ・ハンバントタ県、タイ・プーケット県などで活動を進めました。支援対象人数は総勢およそ 65 万人にのぼりました。

  インド インドネシア スリランカ タイ
州 / 県 3 1 2 2
地域 13 13 6 5
373 298 41 60
対象世帯 105,137 38,992 30,000 3,012
対象人数 210,331 184,257 180,000 72,295

【 活動内容 〜どこでどんなプロジェクトを?〜 】

緊急的なニーズと長期的なニーズの両方に対処すべく、活動を進めました。これまでの主な活動は以下の通りです。プランはその活動方針である「子どもとともに進める地域開発」に基づき、子どもたちの願いや考え方を反映する形で復興支援活動を進めています。 グラフ1はこれまでの活動費3,030万ドル(およそ33億3,000万円)の、各分野における支出の割合を、グラフ2は各国における支出の割合を示しています。

保健
栄養補給
保健指導
妊産婦のケア
巡回医療
医薬品・医療機器の支給 など
教育
小学校の建設・修繕
乳幼児センターの開設
学用品・制服の支給
学校カリキュラムの策定
ラジオ教育番組  など
家屋の建設・修繕、水と衛生
家屋の建設・修繕
乳幼児センター、コミュニティセンター、運動場などの修繕
災害予防システムを構築
安全な飲料水の支給
給水システムの構築
衛生指導
トイレの設置  など
心理面での支援
トラウマの軽減・カウンセリングに関する専門的トレーニングと実施
専門的トレーニングと実施
電話相談「ヘルプライン」の開設
子どもイベント など
生計
技術支援・資材の支給
自助グループへの支援
小規模金融
雇用機会の創出
職業訓練センターの建設 など
子どもの権利・保護・参加
子どもクラブの結成
子どもによるビデオ、ラジオ、漫画制作
子どもの保護に関して、地方自治体や学校で啓発
出生登録  など
 

【 各国からの支援〜 16 カ国からの支援が大きな力に〜 】

世界のプラン各支援国事務局に寄せられた寄附総額は 4,730 万ドル(およそ 52 億 300 万円 2006 年 12 月現在)にのぼりました。その内、およそ 72% が個人・企業・グループ・基金からのご寄附、残りの 28% が政府からの助成金です。多くの皆さまからの温かいご支援のもと、被災地域の子ども・大人とともに、 2009 年度まで復興活動を進めていきます。


スマトラ沖地震・津波発生後、緊急支援にのみ特化したほとんどの団体がすでに立ち去ったあとも、プランは被災地の住民とともに復興活動を続けています。
被災地で繰り広げられてきたフォスター・プランのこれまでの取り組みや、復興活動に携わる子どもたちや住民の姿を描いた冊子をご紹介します。

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