●東ティモール騒乱 緊急支援にご協力をお願いします。 〜多くのご支援をありがとうございました〜

【2006 年 10 月 3 日更新】

みなさまのあたたかいご支援をどうもありがとうございました。 プラン・ジャパンとして総額 2,616,991 円の寄附をいただきました。


【7月25日更新】 避難キャンプでの「子どもの保護」活動を応援してください

7 月 14 日の新閣僚決定を受け、首都ディリで続いた騒乱は、少しずつではありますが、平静さを取り戻しつつあります。しかしながら、未だ数多くの人々が、焼き討ちや略奪の恐怖、生活の見通しがたたないことなどから、避難キャンプで配給物資に頼る生活を送っています。プランは避難キャンプでの「子どもの保護」活動に力を入れ、子どもや家族が安全な生活を取り戻すための活動を推進しています。

プランは現在、ディリ市内の12避難キャンプや、ディリ近郊の(5,000人の避難民が生活する)メティナロ避難キャンプで、食糧や日用生活品の支給、保健衛生や教育分野での活動を進めています。特に支援活動において力を入れているのが、避難キャンプでの「子どもの保護」への取り組みです。 避難キャンプ生活といった緊急下において、子どもたちは最も被害を受けやすい立場に置かれているにもかかわらず、多くの支援活動において、最も見過ごしされやすいのが現状です。プランでは、基本的な「子どもの保護」に対する意識を再喚起しつつ、最前線で働く職員に必要な実践的な知識を普及しています。そして「子どもの保護」活動を率先して行い、子どもやその家族が安全に暮らせる環境づくりを行って参ります。

プラン・ジャパンはこの緊急人道支援プロジェクトに皆さまからのご寄附をお願いしております。 ほぼ同じ時期に起きたジャワ中部地震の陰に隠れてしまった緊急支援に皆さまの引き続きのご理解とご支援をよろしくお願いします。


【7月6日更新】 未だ7万人が避難キャンプ生活

東ティモールでは、混乱を逃れ首都ディリを離れていた人々が帰還する動きがみられ始めているものの、未だ7万人が厳しい避難キャンプ生活を強いられています。

プランは現在、ディリ市内の11避難キャンプと、ディリ東方のメティナロ避難キャンプで支援活動を進めています。職員がキャンプに駐在することで、人々が最も必要とするものを速やかに提供できるよう努めています。

プランはこれまで避難キャンプにおいて、テント、防水マット、給水ポンプ、配電、トイレ、給水タンクなどの設備を整え、1,545枚の毛布、石鹸や洗剤などの生活用品を支給しました。また今週に入って、8キャンプに2,350キロの米、1,325キロのトウモロコシ、265リットルの調理油、100キロの砂糖といった食糧を配給しました。そしてユニセフなどと連携し、予防接種や妊産婦ケアにも取り組んでいます。

避難キャンプで暮らす子どもたちは、騒乱時の恐怖や避難生活といった心理的な苦痛を引きずっています。加えて、人々の対立によるキャンプへの投石やキャンプ内での虐待など、肉体的にも苦痛を受ける危険性があります。避難キャンプで親と離れ離れになってしまう子どももおり、プランでは子どもたちの心理的・肉体的な危険を取り除くために、子どもの保護に全力で取り組んでいます。

1ヶ月を超える避難生活では、人々の健康状態が心配されています。保健指導員が各キャンプで衛生教育を行っていますが、とりわけ活躍しているのが、120人の青少年保健指導員です。衛生知識に関するトレーニングを受けた彼らは、各避難キャンプにおいて、人々に保健衛生知識を普及する担い手となっています。

今後は、平和構築と和解、子どもの保護、職業訓練の分野での支援が特に求められています。現地で活動を進める職員やボランティアたちも、その多くが家を失い、大変困難な状況にありますが、状況改善のために力を合わせて活動を進めています。 引き続き、皆さまのご支援をお願いします。


【6月29日更新】 ふたたび治安悪化

6月27日に騒乱の責任をとる形でアルカティリ首相が辞任したことで、治安の回復や政情不安の解消が見込まれた東ティモールでは、その後もアルカティリ首相派と、グスマオ大統領派の攻防が激化し、治安はふたたび悪化の状況をたどっています。

アルカティリ首相は辞任の翌日には「憲法に反し、首相の座を追われた。今度は大統領支持派に代わり、我々が祭りをする」と抵抗の構えを見せ、また、グスマオ大統領派は28日、国営放送局や避難民キャンプなどを襲撃、東部出身者の家屋や商店に銃撃や放火、略奪を繰り返しています。

このような中、人々の避難生活は長期化し、特に子どもたちの健康状態が懸念されています。プランはこれまでディリ市内の13避難キャンプにおいて支援活動を進めてきましたが、今週より、ディリ東方のメティナロ避難キャンプへと活動を広げました。4,500人の避難民が生活するメティナロ避難キャンプは、これまで支援の手が届かず、最も劣悪な状態で置き去りにされてきました。プランは、避難民への食糧・水の配給、トイレの設置、保健医療サービスを中心に活動を進めていきます。

活動拠点とスタッフの安全も懸念されています。プランは、国連機関や地元NGOと協力し、安全の確保に努めながら、この予断を許さない状況を改善すべく、活動を進めて参ります。

皆さまの引き続きのご支援をよろしくお願いします。


【6月23日更新】

政府の内紛をきっかけに首都ディリ(人口15万人)で続いた騒乱は、オーストラリア軍・警察部隊等の派遣を受け、暴力的な混乱は収束に向かいつつあるものの、未だ5万人を超える人々が、劣悪な環境での避難生活を余儀なくされています。

 
ディリに駐在するオーストラリア兵 避難キャンプの子ども
   
狭く、安全やプライバシーも脅かされるキャンプ 支給された米

プランは5月から支援活動を始め、これまでディリ市内避難キャンプの8,300人を対象に、5.9トンの米、2,300リットルの水、2万1,000袋の麺、777リットルの調理油を支給し、市内全てのキャンプの衛生環境の調査を行いました。さらに、ドン・ボスコ避難キャンプの1万3,000人を対象に、給水システムの整備、トイレの設置、給水タンクの設置をしました。そして、混乱時に最も被害を受けやすい子どもを保護するために、支援活動に携わるNGOや国連の職員向けに「子ども保護チェックリスト」を作成し、全キャンプに配布すると共に、彼らに子ども保護に関するトレーニングを実施しました。 今後、活動の対象を広げ、9月までに、のべ3万人の子どもや大人を対象に、以下の活動を進めていきます。

  • 食糧、栄養剤の支給
  • 仮設学校の設置、教材支給、教師派遣、幼児教育
  • 水、生活・衛生用品の支給
  • 子どもの保護  など

プラン・ジャパンはこの緊急人道プロジェクトに皆さまからのご寄附をお願いしております。

プラン・ジャパンの募金目標額:223万円(2万米ドル)以上 (2006年9月末まで受付)

※目標額を超えた場合も、引き続き現地で行われる活動に使わせていただきます。

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