●3.住まいと生活:エルサルバドルの水管理委員会トレーニング

子どもたちの健康と居住環境の向上を考えるうえで、安全な飲み水の確保は欠かすことができません。しかし給水施設が整っていないエルサルバドルでは、安全な水を手に入れるために人びとは遠い水源まで暗い危険な道を歩いていかなければなりません。しかもその担い手は主に女性や子どもたちで、特に子どもにとっては身体的な消耗に加え、勉強の時間が削られるなどさまざまな問題を含んでいました。

プランは活動地域であるラリベルタドで、給水設備の設置や管理方法の修得、基礎衛生習慣の向上に対する支援を行うことにしました。プランが給水設備資材の提供や工事の技術監督を行う一方で、住民たちは穴や溝を掘る工事作業を行います。給水設備プロジェクトで大切なのはこうして完成した設備を、住民たちがいかにうまく使いこなしメンテナンスをしていくかということ。そこでコミュニティでは今度は水管理委員会を発足させ、給水施設を各家庭が公平に利用できるための規則をつくって、設備費や利用量に応じた水道料金の回収を始めました。さらにこの委員会では住民からの苦情処理や節水励行キャンペーンを行うなど精力的に活動を続け、今後は基本的な公衆衛生教育にも力を注ぐ予定です。

 
給水施設ができるまでは、水入りタンクを頭にのせて暗い道を歩いて運んでいました。   コミュニティに水を引くために配管用の溝を掘る住民たち。
     
ページトップへ戻る