「子どもたちに伝えたい」
プラン・フレンズ(開発教育ボランティア) 岡野 洋子
私は2007年より、プラン・フレンズとして修学旅行や課外学習でやってくる子どもたちに、途上国の現状やプラン・ジャパンの活動などを説明しています。
まずは映像を使って、現地の様子やプラン・ジャパンの活動を紹介します。
次に、プラン・ジャパンの特徴であるスポンサーシップについてお話するのですが、20年以上続いた自分自身のスポンサーとしての体験から、チャイルドたちの写真や手紙の綴ったファイルを活用しています。子どもたちは、チャイルドの成長を見守りながら地域開発を支援する意義をよく理解し、感動した表情を見せてくれます。
■岡野さんがチャイルドと交流した手紙や写真
次に、ちょっとした参加型のアクティビティを入れています。
例えば、識字率と貧困の関係をクイズ形式で。「読み書きができる人の割合が少ない国はどこ?」「読み書きができないのはなぜ?」
学校に行きたくても行けない子どもたちがいることを知り、問題点を一緒に考えてもらうのです。
気分転換に、途中のコンビニで買ってきた森永製菓さんのチョコレートをあげます。みんなびっくりするのですが、実はこれは企業の社会貢献のひとつだと伝えると嬉しそうに食べてくれます(詳しくはこちら)。
■プランのロゴが入ったチョコレートのパッケージ
レクチャーの最後は質問コーナーです。
最近はネットなどで事前学習がきちんとできている学校も多く、事前に寄せられる質問も良く考えられています。質問の多くは、貧困の子どもたちの実状に関するものが多いですが、NGO(非政府組織)の職場訪問らしく、ここで働くようになった動機、仕事で大変なこと、どんな資格が必要かなど、進路につながるような質問も少なくありません。
■事務局ツアーの様子
その後、会議室を出て、プラン・ジャパンのお仕事紹介です。
特に支援者サポート部では、スタッフやボランティアの説明を聞いたり、チャイルドから届いた絵や、心温まるスポンサーからの手紙を見たりと、盛りだくさん。1通の手紙が安全に届くように、多くのスタッフやボランティアが細心の注意を払って作業にあたっていることにびっくりしています。
■ご相談に応じて作業体験もできます
帰り際、感想を聞くと彼らは、「交流の背景には、いろいろな仕事と、大勢のボランティアがいることを知りました」「自分も将来ボランティアをしたいです」「今まで、支援はお金と思っていたけど、交流の大切さを知りました」など、素直な気持ちを述べてくれます。
私が最後に言う言葉はいつも同じです。「皆さんは世界の現状を知ってください。見てください。それぞれの違いを見つめてください。違いを理解してください」訪問した子どもたちの心に、これからも種を蒔き続けたいと思っています。
※プラン・ジャパンの開発教育への取り組みはこちら
プラン・ジャパン Staff日記

