2010/2/18

「子どもたちに伝えたい」

Filed under: Japan日本 — zzz @ 14:37

プラン・フレンズ(開発教育ボランティア) 岡野 洋子

私は2007年より、プラン・フレンズとして修学旅行や課外学習でやってくる子どもたちに、途上国の現状やプラン・ジャパンの活動などを説明しています。

まずは映像を使って、現地の様子やプラン・ジャパンの活動を紹介します。
次に、プラン・ジャパンの特徴であるスポンサーシップについてお話するのですが、20年以上続いた自分自身のスポンサーとしての体験から、チャイルドたちの写真や手紙の綴ったファイルを活用しています。子どもたちは、チャイルドの成長を見守りながら地域開発を支援する意義をよく理解し、感動した表情を見せてくれます。

 
■岡野さんがチャイルドと交流した手紙や写真

次に、ちょっとした参加型のアクティビティを入れています。
例えば、識字率と貧困の関係をクイズ形式で。「読み書きができる人の割合が少ない国はどこ?」「読み書きができないのはなぜ?」
学校に行きたくても行けない子どもたちがいることを知り、問題点を一緒に考えてもらうのです。

気分転換に、途中のコンビニで買ってきた森永製菓さんのチョコレートをあげます。みんなびっくりするのですが、実はこれは企業の社会貢献のひとつだと伝えると嬉しそうに食べてくれます(詳しくはこちら)。 
                                                                    ■プランのロゴが入ったチョコレートのパッケージ

レクチャーの最後は質問コーナーです。
最近はネットなどで事前学習がきちんとできている学校も多く、事前に寄せられる質問も良く考えられています。質問の多くは、貧困の子どもたちの実状に関するものが多いですが、NGO(非政府組織)の職場訪問らしく、ここで働くようになった動機、仕事で大変なこと、どんな資格が必要かなど、進路につながるような質問も少なくありません。

 ■事務局ツアーの様子

その後、会議室を出て、プラン・ジャパンのお仕事紹介です。
特に支援者サポート部では、スタッフやボランティアの説明を聞いたり、チャイルドから届いた絵や、心温まるスポンサーからの手紙を見たりと、盛りだくさん。1通の手紙が安全に届くように、多くのスタッフやボランティアが細心の注意を払って作業にあたっていることにびっくりしています。

  ■ご相談に応じて作業体験もできます

帰り際、感想を聞くと彼らは、「交流の背景には、いろいろな仕事と、大勢のボランティアがいることを知りました」「自分も将来ボランティアをしたいです」「今まで、支援はお金と思っていたけど、交流の大切さを知りました」など、素直な気持ちを述べてくれます。

私が最後に言う言葉はいつも同じです。「皆さんは世界の現状を知ってください。見てください。それぞれの違いを見つめてください。違いを理解してください」訪問した子どもたちの心に、これからも種を蒔き続けたいと思っています。

※プラン・ジャパンの開発教育への取り組みはこちら

ボランティア・寄付ならプラン・ジャパン

2010/2/16

インドネシア「初等教育支援プロジェクト」の進捗

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 11:46

経営企画室  番場 慎也 

先日、日本企業の支援で実施している「初等教育支援プロジェクト」の進捗確認のため、インドネシアに出張してきました。


■以前の教室、雨季には雨漏りがひどく授業どころではありませんでした

プランは、東ヌサトゥンガラ州という国内で最も貧しいとされている地域で活動しています。東ティモールが独立した際、多くの難民が流入した西側の活動地区にある、小学校6校で日本企業の支援によるプロジェクトを2007年夏から実施しています。
 
■左:クパン事務所
■右:教室の色や図書室のレイアウトは子どもたちの意見を取り入れました

このプロジェクトでは、各校に教室・図書室・手洗い場などを設置し、チャイルド・フレンドリーな授業を先生が行うようトレーニング、子どもたちへの衛生(歯磨き・ツメきりなど)に関する知識普及や保護者へ教育の重要性に関する意識啓発活動など、「ハード+ソフト」の活動を行っています。

 
■左:完成した水道設備、学内にある既存の井戸から水を汲み上げ、トイレ・手洗い場で使用します
■右:子どもたちが将来の夢を書いています

市内から山道を行くこと約3時間、この小学校でもプロジェクトの終盤にさしかかっています。子どもたちが将来の夢を日本の短冊のように教室内に飾っており、パイロット・警察官・スポーツ選手・先生・お医者さんなどそれぞれ。以前は先生や軍人などが多かったんですが、子どもたちの視野が広がっていると感じました。とある授業にお邪魔したところ、なにやら乾電池の電流を勉強している最中。クパン事務所のスタッフに、私も加わるように誘われましたが、昔学んだ記憶がまったくなく、というかなくなったというか(もう30年ぐらい前だし)、、「いや遠慮しとく。。。」といって外へ・・・(このように、子どもたちがグループを作って互いに学びあうことも以前はなかったことなんです)。

 
■乾電池の勉強をしているところ(4年生)

外で休んでいると、遠目からの視線を感じ、「うん?」とみてみると、併設されている中学校に通う女の子たちがこちらをみながらヒソヒソ。。。。スタッフによると、「あのお兄さん、また日本からきてるんだね」、とのこと。進捗確認のために年に2回以上は訪れるプラン・ジャパンのお兄さんとして、すっかり顔も覚えられてる様子。「お兄さん」と呼ばれたのが嬉しかったはさておき、確かにプロジェクトを開始した2年半前に比べれば先生も子どもたちも、「もっとこういう学校にしたい、そのために今度みんなで話あうんだ」など、いろいろなホンネを以前より話してくれるようになり、かつ子どもたちがより積極的になっていることも実感できました。

 
■併設されている中学に通う女子生徒たち

今後は、これら6校におけるプロジェクト実施の成果を、各コミュニティにおけるモデル・スクールとして、他校へ波及させることを県政府・教育省とすすめていきます。

ボランティア・寄付ならプラン・ジャパン 

@@@@@@@@@@@@

Copyright © plan-japan All rights reserved.