2007/12/28

中米ホンジュラスで見たプランの活動

Filed under: America中南米, 事務局より — zzz @ 13:07

学生翻訳ボランティア 鈴木菜穂

私は現在、プラン・ジャパン事務局で翻訳ボランティアとして活動しています。
数多くあるNGOの中からボランティア先としてプランを選んだのは、青年海外協力隊として中米ホンジュラスで活動していた時に、プラン・ホンジュラスの活動をよく目にしていたからです。

青年海外協力隊の時、私はホンジュラス西部の山間地にあるコパン県フロリダ市という、住民が4,000人くらいの小さな町に住んでいました。その町にある保健省の出張所に配属され、感染症対策プロジェクトの一員として活動していました。

配属先はプランとは関係のない機関でしたが、巡回や住民集会などでコミュニティに行くと、よくプランの子ども委員会の活動や、プランが建設した学校やトイレなどの施設を目にしました。また、辿り着くのがとても困難で、他の支援機関が入っていないような地域でも、しばしば住民や市町村役場の職員の方々からプランの話を聞きました。


■感染症に関する授業を行う鈴木さん


■小学校の様子

他の途上国でも同じだと思いますが、ホンジュラスでも田舎で働くことはとても大変なことです。ホンジュラスには、ガタガタ道を徒歩や馬で数時間以上かけて行かなければならないコミュニティがたくさんあります。その上、雨期にはがけ崩れやぬかるみで道の状態が極めて悪くなるので、外部からのアクセスが非常に困難になります。

ホンジュラス人は山奥のコミュニティで働いたり、住んだりすることを「feo (醜い、悪いなどの意)」といってひどく嫌います。例えば、私が下宿していた家の娘婿さんは長く失業状態にありましたが、ようやくある機関で働き始めることができました。ところが、山間地のコミュニティに巡回しなければならない仕事を嫌って、数ヶ月で退職してしまいました。

でも、プラン・ホンジュラスは、そのような山間地にも入って活動していました。なぜプランの人たちが山奥でも活動できるのか、いつも不思議に感じたものです。


■鈴木さんが活動していた地域


■子どもたちの部屋

現在、プラン・ジャパンでは、チャイルドからスポンサーに送られてきた初めての手紙の翻訳をしています。チャイルドからの手紙の中には、日付が数ヶ月以上前のものや、土で少し汚れたものも多くあります。こういった手紙を見ながら、プランの職員やボランティアの人々がコミュニティから数時間かけて歩いて持ってきたのかな?などと、思いを巡らしながら翻訳しています。

スポンサーの皆さんには、チャイルドからの手紙を読むときに、たとえ意味が分からなくても、原文もじっくり見ていただきたいと思います。私は原文(スペイン語)から翻訳することもありますが、慣れない字を書くのにものすごく時間をかけて書いたんだなあ、と感じることがよくあるからです。

ホンジュラスの小学校就学率は90%で、識字率は80%とされています。これらの数字は一見高そうですが、山間地のコミュニティで活動した経験では、実際にはもっと多くの人が満足に読み書きできないように感じられました。多くのスポンサーの方が、手紙の原文の汚れや字の一生懸命さなどから、現地での生活の様子や手紙を書いた人々の気持ちを感じとっていただけることを願っています。

※鈴木さんには、2008年1月19日(土)の報告会にてホンジュラスの人々の暮らしをご紹介いただきます。ぜひ、ご参加ください! 詳細はこちら


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2007/12/27

ギフトが届いています!~DHLギフトキャンペーン

Filed under: Japan日本, 事務局より — zzz @ 11:47

スポンサーシップ部 津田恵美

2007年10月15日~11月5日に実施したDHLギフトキャンペーン。
ギフトを受け取り、喜んでいるチャイルド(ファミリー)の写真が、さっそくタイと中国から送られてきました!

〈プラン中国より〉


■DHL社からプラン中国にジャンボボックスが到着しました!


■スタッフが一つ一つギフトを照合します


■プラン中国のスタッフからコミュニティ・ボランティアへギフトが託されます
「こんなにたくさんのギフトが日本から送られてきましたよ」「子どもたちが喜ぶでしょうね!」


■コミュニティ・ボランティアがチャイルドへ届けます
「日本のスポンサーから新年のギフトだよ」


■ギフト、どうもありがとう!

チャイルドからスポンサーへのメッセージも届いています。

「ギフトを受け取って私は本当にうれしいです!これは私を応援するためのプレゼントなんだと思いました。大きくなったらあなたの親切にお返しができるようにがんばります」

「日本のスポンサーさん、お元気ですか?遠くの国にお友だちがいるなんて、なんて幸せなんでしょう!私はたくさんの励ましをもらいました。私もあなたを元気づけることができたらうれしいです。一緒にがんばりましょう!」

コミュニティ・ボランティアからのメッセージもご紹介します。

「私たちの学校には、約60人のチャイルドがいます。今日は何人かの子どもたちが日本のスポンサーからギフトを受け取りました。私たちはチャイルドにスポンサーと良いコミュニケーションを築き、またスポンサーの気持ちにこたえるようにがんばって勉強するように後押ししていくつもりです」

〈プラン・タイより〉


■プラン・タイの現地事務所にもギフトのボックスが届きました!


■タイの事務所でもギフトは一件一件コンピューター登録されます


■ギフトはスポンサーシップ・コーディネーターから
プログラム・コーディネーターへと手渡されました。


■そして、プログラム・コーディネーターから
コミュニティ・ボランティアの手へ。


■チャイルドが外出中だったのでしょうか、この家では代わりに
チャイルドのお母さんが受け取りました。
(ギフトを開ける手つきも、カメラを前に少し緊張気味)


ギフトは無事にチャイルドへ届けられました!
(コミュニティ・ボランティアもチャイルドもやや緊張気味)

写真のとおり、ギフトがチャイルドの手に渡るまでには実に多くの人が関わっています。スポンサーからプラン・ジャパンへ送られたギフトは、たくさんの想いとともに届けられています。

チャイルドとスポンサー、そしてプランのスタッフはそれぞれ違う国で、違う言葉を使い、違う文化の中で生活をしていますが、こうした1つのギフトをバトンにみんなが繋がっているように感じます。来年もチャイルドや家族、彼らの住むコミュニティの発展を応援してください!


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2007/12/21

プラン・フレンズ 大活躍!

Filed under: Japan日本, 事務局より — zzz @ 11:53

広報・マーケティング部 松尾 朋美

プラン・ジャパンでのトレーニングを受けたボランティア「プラン・フレンズ」は、学校などにお邪魔して、皆さんに途上国の暮らしぶりなどをお話し、途上国問題への理解を深めていただくお手伝いをしています。

今回は、千葉県船橋市にある小学校を訪問したプラン・フレンズをご紹介します。

12月18日、6年生の総合的な学習の時間にお邪魔しました。
今日のテーマは、「ケニアの暮らし」。この日に備えてクラスの皆さんには、事前に自分の1日についてメモしてもらっています。

・朝は何時に起きる?
・学校まで何分?
・家のお手伝いは何をする?
・何時に寝る? などなど。

さて、さっそく授業がはじまり、プラン・フレンズの邑田さんがケニアに住むマーシーちゃんの1日を紹介しました。
 
■フレンズのお二人 左:邑田(むらた)さん 右:三石(みついし)さん

クラスの子どもたちは、自分の1日と比べながら、マーシーの1日を書き込んでいきます。

・朝は5時半に起きる
・学校までは船で川を渡っていく
・夜ご飯の準備のために、薪集めをする
・暗くなる8時頃には寝る。 などなど。


■自分とマーシーの1日を比べます

クラスの子どもたちは、同じ年代のマーシーと、自分たちの暮らしぶりの違いを発見していきました。
「夜ご飯の支度や、きょうだいの面倒はお母さんがやってる!」などの声があがりました。

次は、プラン・フレンズの三石さんに交代して、ケニアの子どもたちが描いた「こいのぼり」が登場。現実の村の様子と、理想の村の様子が片面ずつ描かれています。

まず現実の村の様子を見てもらい、どんな問題が描かれているかを子どもたちに探してもらいました。


■ケニアの「こいのぼり」 現実の村の様子 

・川がトイレになっている → その水を飲んだら病気になる
・家族のお墓がある → 病気でたくさんの人が亡くなっている
などなど。

こいのぼりの絵から様々な問題を読み取っていきます。

次は、理想の村の様子を見てもらいます。


■理想の村の様子

・整備された道と車がある → 遠くから荷物を運べる
・水道タンクがある → 安全な水が飲めれば病気も減る

子どもたちの真剣な表情と、たくさんのコメント。
こいのぼりに描かれた2枚の絵を通じて、日本の子どもたちへケニアの子どもたちの様々な願い、問題を減らして、すみよい地域にしていきたい、という希望が伝わったことと感じました。

今日の授業を受けた6年生の皆さんが、もう少し大きくなった時に、地球上には大変な日々を過ごす人たちがいることを思い出してもらえるといいな!と祈りながら帰路に着きました。

プラン・フレンズは、これからもトレーニングを重ね、さらに多くの皆さんに
お話をしていきたいと思います。
出張授業にご興味のある方は、どうぞ開発教育担当までご連絡ください!

開発教育:講師派遣についてはこちら。
http://www.plan-japan.org/school/1308.html


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