子どもたちの笑顔と踊り
グラント・ファンディング部 番場 慎也
8月初旬から2週間ほど、真夏の東インドネシア、ヌサ・トゥンガラ諸島(ヌサは“島”、トゥンガラは“東南”という意味です)で最も大きい、ティモール島にある活動地域クパンへ出張しました。
出張中に訪問したある地区で、子どもたちが歓迎の踊りを披露してくれました。
この地域に住む人々の民族衣装であり、儀式には欠かせない宝物でもある「イカット」を身にまとっています。写真の子どもたちが身に付けているのが、「イカット」です。
ちなみに、インドネシアで有名な「バティック」は、染め物のことで、この「イカット」は織物を指します。(インドネシア語で“ひも”、“結ぶ”の意味です。)
イカットは、ヤシの葉を糸に巻いて染めていき、織り込んで作り上げられます。すべて手作業でおよそ3週間はかかるそうです。色使いがとても鮮やかで、伝統的工芸品として知られ、模様は島によって多少違いはありますが、動物、花、人、幾何学模様など様々で、見ているだけでも楽しくなります。
8月はオーストラリアから乾燥した風が吹きこむ乾季のため、湿気はあまり感じられませんでしたが、きびしい日差しの下、自信に満ちあふれた踊りを披露してくれた子どもたちの顔が忘れられません。
子どもたちは、この日のために、勉強とお家の手伝いの合間をぬって、何度も練習を重ねてくれたのでしょう。
伝統を守り続けていくことの大切さを、あらためて子どもたちから教えてもらった気がします。

■「イカット」を身につけた子どもたちの踊り。真剣な表情です。

■友だちと遊ぶときは元気いっぱい!!
プラン・ジャパン Staff日記


