2006/9/29

プラン・ガーナのジョージから、メッセージが届きました。

Filed under: Africaアフリカ — zzz @ 16:25

小学校入学の日

プラン・ガーナ アセセワ活動地域エリアマネージャー
ジョージ・コビナ・ヨーク

2006年9月19日、アセセワ活動地域のスタッフと、エリアマネージャーである私は、地域内の小学校を訪問することにしました。この日に入学する、これから学問を始めようとする児童たちを出迎えるためです。

訪問した8つの小学校において、合計で72人を迎え入れました。子どもたちには、これから一生懸命勉強をして、学校に通い続けてほしいという願いをこめて、文房具が贈られました。

この日が、学校生活初日だった子どもたち。ほとんどが、学校は楽しいところ、と思ってくれたようですが、大変なのはこれからです。子どもたちが、学校にきちんと登校してくれるように、また、勉強することに興味を持ち続けてくれるように、色々と考えていかねばなりません。

この日人生のとても大事な一歩を踏み出した子どもたちをサポートするためにベストを尽くすよう、先生たちにアドバイスが与えられました。

また上級生たちにも、入学したばかりの下級生たちの勉強をみてあげて、とアドバイスがありました。

私たちの活動地域(アセセワ地域)では、できるだけ多くの子どもたちが、学校に通えるようサポートするプログラムを継続していくことを決めました。

MY FIRST DAY IN SCHOOL
 
By: George Cobbinah Yorke
On September 19, 2006, the Asesewa Program Area team led by the Program Area Manager decided to visit primary schools to officially welcome the basic one pupils to school since that was their first day to start the journey of climbing the academic ladder. In all, eight schools were visited and 72 basic one pupils were welcomed and also given stationery items to motivate them to learn hard and sustain their interest in schooling. It was generally observed that the children were happy to be in school for the first time but the challenges are how to give them good foundation and also sustain their interest. The teachers were also advised to do their best to help these younger ones who have taken the challenge to start this very important journey in their lives. The senior siblings were also advised to support their younger siblings in their studies. The program area has decided to sustain this program and reach as any children as possible in the future.


■エリアマネージャーのジョージが、児童に文房具を手渡しているところ


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2006/9/20

水道がない生活 ~ウガンダの活動地域にて~

Filed under: Africaアフリカ — zzz @ 11:46

スポンサーシップ部 アフリカ地域スポンサー担当 伊藤 衆子

水道がないということ。水汲み場が数百メートル、数キロメートル離れているということ、そこから子どもが水を運ぶということ。それがどういうことか、出張で訪れたウガンダでじっくり考えることとなりました。

ウガンダの首都カンパラから車で3時間弱のカムリ活動地域。
ようやくこの地の宿に到着したものの、町は停電中!
ランプの明かりがあちこちにともっていました。


■信号がひとつもない、普通道路を時速100Km近いスピードで走ります。

 

持参した懐中電灯をつけて一息し、仕方がない、シャワーをあびて寝よう!と決めたものの、シャワー口からは一滴も水が出ません。
シャワーをあきらめた翌日、現地スタッフの勧めで宿を変えました。カムリタウンでは有名なパブを運営している期待の宿です。

停電になるから日暮れ前にシャワーを浴びよう!と蛇口をひねるものの、ちょろちょろっと出たきりストップ。
「え~!かなり汗かいたんですけど~!」とショックを受けている私の目に、黄色に輝く大きなポリ容器が2つ飛び込んできました。


■シャワールーム。足元にあるものは・・

ウガンダでは日常よく目にするこの黄色い容器。井戸から汲んだ水を入れて、あっちでもこっちでも人々が運んでいるアレに間違いありません。
そして赤いタライ!! つまり~、これを使うってことね...。


■1つのポリ容器には20ℓ入ります。2ℓのペットボトル10本分。
かなり重たいです。

日本の都市部で生まれ育った私ですが、若い頃にはバックパックを背負って各国を旅し、数々の安宿を経験しています。シャワーが出ないくらいどうってことないでしょ~、と素早く気持ちを切り替えます。
まずはあの黄色い容器から、桶代わりのトイレ用の小さなバケツに水を汲んで・・・

ところがびっくり。この黄色い容器は重くて持ち上げることができません。ならば、と傾けてタライに水を入れます。容器には凹凸がないので重さを支えるのも一苦労。
ようやく手にした大切な水、ムダにならないようチビチビ使いながら、汗を流しました。容器には沢山水が入っていますが、洗濯するにも少しずつ使いました。


■宿の中庭に干した私の洗濯物。

水は、どこに行っても主に子どもたちが自転車や頭に乗せて運んでいました。そして、どこの井戸でもたくさんの容器が順番待ちで並んでいます。

 
■子どもたちは汗だくになって、自分の体重をかけてジャンプしながら、汲み上げ用の棒を何度も何度も上下させて、水を容器に入れていきます。

 
■水を運ぶ子どもたち

開発途上国での水汲みや水運びの映像は日本で暮らしていても目にします。でも私は、恥ずかしながら、この重さ、長さ、暑さを全く分かっていなかったのです。

実際に水道がない生活をたった5日間だけ体験し、相変わらず電気のつかない宿で、出会ったコミュニティの人々の日常生活に思いをはせました。

ウガンダの豊かな土地、生きる力、力持ちの大勢の子どもたち。
反面、日本の生活の便利さとの大きなギャップ、働く子どもたち、生きられない命、貧困に押しつぶされていく生活。
時折の停電や断水によって大騒ぎとなる社会は脆弱だともいえますが、一方で水道も電気もない、使えない社会では、日常的に、水の確保に大変な労力が必要なのです。 そして、それが人々の健康や子どもたちの生活の改善への大きな足かせとなっています。

炊事・洗濯・入浴・トイレ・手洗い・飲み水・・・安全な水の確保は、命や健康に関わる大切な仕事。「井戸をもう少し近くにつくれないか」住民たち自身が考え、話し合い、計画する。プランは、地域をより良くしていくための、そんな住民の努力に対する支援をしています。

現地の熱意あるスタッフに会い、住民たちの笑顔を見て、プランの活動の成果を感じ取ることができました。
遠く離れた日本からでも、支援者としての寄附を通して、チャイルドとの手紙を通して、活動地域を訪問して人々に会うことによって、貧困から抜け出す一歩を踏み出す背中をそっと、時には力強く押してあげることができる、とも感じることができました。

プランの活動現場と支援者の皆さまの気持ちをつなげる役目を果たせるよう、あの黄色い容器の重さを忘れずにいたいと思っています。

おまけ:ウガンダ・カムリ活動地域の子どもたち
  
■HIV/エイズについてのお芝居や踊りを通して啓発活動をする小学生。


■カムリ地区唯一の幼稚園児たち

 

 


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2006/9/4

プランを支える人々-スリランカ出張にて

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 10:09

スポンサーシップ部 アジア地域スポンサー担当 大橋 三小峰(みさお)

スリランカ滞在中にはたくさんの人との忘れられない出会いがありました。特に、プランの活動を現場で支えているプランのフロントラインスタッフとコミュニティの人々。会話を交わす時間は限られたものでしたが、それぞれの思いがこもった言葉は強く心に残っています。私が出会った人たちをご紹介します。
 


■Paligumenike 

紅茶農園地区の妊婦・幼児診療所で働く助産師のPaligumenike.。2005年にはキャンディ地区で最優秀助産師にも選ばれました。2人の娘のお母さん。娘たちは二人とも障がいを持っていますが、そんな大変さを微塵も感じさせない頑張り屋さんです。


■ドクターFernando

保健センターの医師。ドクターFernando。彼女もまた2人の娘のお母さん。単身赴任で保健センターでの仕事に励んでいます。週末には3時間ほどかけて家族の待つ家に帰ります。「家族と離れてさびしいけれど、ここでの仕事はとても楽しいの」、と話してくれました。一日70人もの患者の診察をしています。


■KelumとWijewikrama

(右)地域開発指導員のKelum。地域開発の勉強をしていたので、地域開発に関わる仕事に就きたくてプランのスタッフになったとの事。プランに加わって1年足らず。まだまだ学ぶことが沢山あるといいます。一番大変な事は?と聞くと、「天気が悪い時」と答えてくれました。一番うれしかったことは、初めての地域住民へのトレーニングで、終了後コミュニティの人たちから「良かったよ!」と言われたこと。

(左)キャンディ現地事務所ドライバーのWijewikrama。滞在中毎日のようにお世話になりました。幅の狭い山道もコミュニティ目指して見事なハンドさばき。敬虔な仏教徒ゆえ、寺院を通るたびハンドルから手を離して両手を合わせるのでちょっとハラハラ。小学生の2人の子どもたちはなんと空手を習っていて、キャンディ地区のチャンピオンだそうです。料理も大好き。看護婦として働いている奥さんに代わって夕食を作ることもしばしば。コミュニティからの帰り道、突然車を止めたと思ったら、道端のお店で夕食の食材を調達していました。


■Manju

プラン職員のManju。20年以上プランで働き、活動を支えています。プラン・スリランカのことは何でも知っている頼れる存在。滞在中は本当にお世話になりました。


■KathiとCynthia

(右)農村地域のコミュニティ担当地域開発指導員、Kathi。コミュニティまではバスで通います。伝統的な衣装(サリー)を着ているにもかかわらず、平気で山道を登っていきます。コミュニティ・ボランティアをはじめコミュニティの人々からの信頼も厚いです。

(左)キャンディ事務所スポンサーシップ担当のCynthia。彼女もまた20年以上プランで働いています。彼女のご主人は地域開発指導員。プランで知り合って結婚したそう。ご主人とバイクで仲良く通勤しています。


■コミュニティ・ボランティアの女性たち

コミュニティ・ボランティアの女性たち。家事の合間に担当するチャイルドの家を訪問し通信物の作成などを行います。皆とても活発でミーティングでも次々に意見が飛び交います。プランが来てから村が変わったことは?と質問すると、「今までほとんど話すことのなかった住民同士が、仲良くなりお互いの家族を気にかけるようになった。村が1つにまとまったわ。」と話してくれました。

  
■道沿いの野菜・果物を売る店

滞在中に目にした新聞には、スリランカでは野菜と果物は今後も充分自給自足できると書かれていました。輸入に頼る日本から見るとうらやましい限り。道を走っているといたるところに、採れたての野菜や果物が売られています。

プラン・スリランカのスタッフが、地道な活動を続けている中で、反政府武装勢力の「タミル・イーラム解放の虎」の活動が活発化し、帰国直前にも北部でバスのテロが発生。多くの子どもたちが犠牲になりました。インド洋の真珠と呼ばれ、自然の豊かな国スリランカ。一日も早い平和の訪れを願って止みません。

 


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