2006/4/26

こんにちは! プラン・ガーナの活動地域、Tumuから第5号をお届けします。

Filed under: Africaアフリカ — zzz @ 15:30

アフリカの中では小さく見えるガーナ、実は日本の本州ほどのサイズです。首都アクラから車で1日半、舗装されていないガタガタの道や街灯のない暗闇の中、大雨と雷を通り抜けてガーナを縦断しました。ここは、ブルキナファソとの国境に近い北部の活動地域、Tumu(トゥム)。ガーナの中でも貧困率が最も高い地域です。

   

右: プラン・ガーナは2002年の夏にTumu58コミュニティで活動を始め、昨年には同じく北部のWa(ワ)にも活動を広げた

到着早々、5日間続けての停電。暗闇の中の雷は美しいし、ランタン生活もいいけど、パソコンが使えないと仕事ができません…。Tumuは一面サバンナ地帯。寒い時期には零下になりますが、現在のように暑い時期には40℃を超えます(…既にかなり日焼けしています)。

   

左: 活動地域マネージャーのリチャード。この地域は乾季(12月~4月)の水不足が深刻で、この期間は南部に移動しながら、路上生活をして仕事を探す家族も多い。二毛作の実現と家畜の水確保のため、プラン・ガーナは現在7つのダムを建設中。ガーナ北部への活動拡大はオランダ政府の助成金によって実現した(約6億円! さらに増額中)

右: ダムの視察にはコンサルタントと建設業者が同行。中国の企業が建設を請け負っている

ここTumuではマンゴーが豊富。110円ぐらいでたくさん売られていますが、そのまま捨てられることも多いとか。どなたかマンゴーを使ったビジネスを展開されてみませんか?(…ちょっと遠いですが……)

さて、最後に、先日訪れた日本企業からのご寄附によるプロジェクトを一部ご紹介します!
(これは、1万米ドル以上の寄附により、ひとつの独立したプロジェクトを支援いただける「プラン特別プロジェクト」を通じてのものです)

◆Bawjiase地域 図書館建設 (東京都 M社様)

図書館の建設予定地は、250人以上の児童が通う小学校の横。現在は全員分の教科書がないため、教科書の持ち帰りは禁止されています。図書館ができると、教科書や絵本を借りることができるようになります。

   

左: 建設予定地の小学校に通う子どもたち
右: 写真はプラン・ガーナの支援で建てられた別の小学校の図書館

Asesewa地域 保健所(9棟)建設 (東京都 N社様<製薬>)

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つのコミュニティにそれぞれ保健所を建設。看護師の定期巡回や予防接種、保健ボランティアによる健康相談などの会場として使われる予定です。

 

          

左: 保健所は、カウンセリング・ルームと資材・薬などの保管部屋の2部屋の造り
右: 保健所ができるコミュニティの1つで生活する子どもたち。予防接種などはこれまで木の下で行っており、雨が降ると中止されていた

来月初旬には日本に帰国します。ガーナ人スタッフ、ジョージもいっしょ。
5~6月には、ジョージが皆さまにガーナの子どもたちについてご報告するイベントも行います。ぜひご参加ください!




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2006/4/18

こんにちは! ガーナの首都、アクラから第4号をお届けします。

Filed under: Africaアフリカ — zzz @ 12:05

Asesewa1週間半過ごした後、再び首都アクラに戻ってきています。先日、何気なくテレビのチャンネルを回していたとき、現地語のローカルニュースに見覚えのある顔が映りました。プラン・ガーナの代表、アマドゥです。3月に行われたプラン・ガーナのベスト・コミュニティ賞の授賞式のニュースでした。プランの活動は多いときはテレビなどで毎週取り上げられるとのことですが、現地語のニュースを見ていない私が偶然見る確率はかなり低いのでは?

    

左: アマドゥ。プラン・マリ、シエラレオネ勤務を経て、ガーナへ。「プラン・ガーナが目指しているのは、すべての子どもたちが学校に通えるようになること。保健医療や水と衛生、女性の収入向上などのプロジェクトもそのための取り組みです」。 後ろの芸術作品(?)は、最近自分の名前を書けるようになった4歳の息子によるもの
右: Asesewa地域の保健プロジェクトを担当する、バーニス。プラン・ガーナの保健プロジェクト担当者は、看護師出身者が多い。「病気予防にたずさわるようになって、治療にあたっていたときよりも多くの人々、特に病院へのアクセスすらなかった人たちの力になっていると感じられるのが嬉しい」 と、語る

では、Asesewa地域で暮らす人々の様子をお伝えします!

とあるコミュニティで、12歳と8歳の兄妹に出会いました。彼らは日課の水汲みに行くところ。さっそく同行させてもらいましたが、炎天下、バケツいっぱいの水をこぼさないように歩く帰り道はつらい! 行きの倍の時間がかかり、1時間全力で走ったくらいぐったり疲れる(…途中で妹のリタに心配されてしまった……)。このコミュニティでは井戸を作れる水源がなく、近くの井戸からパイプを引くのは資金がかかりすぎて、井戸建設実現のめどがたっていません

    

左: 左は兄のフェリス。右が妹のリタ。朝は5:00に起きて掃除、水汲み、皿洗い。13:30に学校から帰ると、また水汲み、食べ物の販売、夕食の準備など、毎日お手伝いに忙しい
右: 井戸は、15分ぐらい山道を歩いた先にある

         

左: 週2日はマーケットの日。女性は農作業を手伝う代わりに、農作物などを売りに行く
右: 赤いのは唐辛子。ガーナ料理は、辛めのスープが多い

         

左: 多くの学校では、ランチは売店から買う。売店の店員さんもプランの衛生教育トレーニングに参加する重要な存在
右: 先日、地域の学校で日本の生活・文化を紹介した。その際、東京の昭和女子大学附属 昭和小学校51組の皆さんからご提供いただいた「日本の子どもたちが普段使っている日用品」が大活躍! 写真の折り紙は、そのうちのひとつ。私も数少ないレパートリーから2種類を披露したものの、折り紙を教えるのって難しい…

今、ガーナはイースター休暇中。この間にガーナの生活用品などを集め、帰国後に皆さんにお披露目できるよう計画中です。お楽しみに!


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2006/4/11

こんにちは! プラン・ガーナの活動地域、Asesewaから第3号をお届けします。

Filed under: Africaアフリカ — zzz @ 16:01

Asesewa(アセセワ)は山に囲まれ、草木や鳥の種類が多い、少し日本を思わせるような地域。首都アクラからは車で3時間程度のところにあります。先週訪れたBawjiaseとは異なる現地語を話すため、挨拶も一から覚えなおしです。プラン・ガーナの職員は地域間の移動も多いため、「5種類くらいの現地語は話せないと仕事にならない」そうです。

    

左: Asesewa地域は、赤土と錆びたトタン屋根で町全体が茶色に見える
右: この地域事務所では、40コミュニティを管轄している。プランが活動するコミュニティは、「こんなところを車が本当に通れるの?」と思わせる山道を進んだ先に多い  

            

左: 活動地域マネジャーのジョージ。5月初旬から来日する
右: プラン・ガーナとパートナーシップを組んでいる地元NGO「キュリオス・マインズ」のメンバー、シドニー。「キュリオス・マインズ」は、ジャーナリストが中心となり、子どもの権利推進のために8歳~24歳までの若者がボランティアで活動している団体。シドニーは11歳のときに活動を始め、現在は臨床心理学者を目指して勉強している。プラン・ガーナの各コミュニティにある子ども権利クラブの育成、出演するラジオ番組のプログラム作りなどを手がけている

次に、プランが活動するコミュニティの学校で行われた保健推進週間の様子をお伝えします!
これは、子どもたちに正しい保健衛生知識を身につけてもらうためのもの。学校ではイベントなどが行われ、子どもたちの衛生意識の向上を目指しています。    

左: 幼稚園児による詩の発表。名前や学年はもちろん、詩も英語で発表する。「僕の詩のタイトルは、フルーツ、フルーツ、フルーツ。僕は毎日フルーツを食べます!」(こうしてバランスのいい食事を心がけるよう皆にアピールする。…そういえば、ビタミン摂取してないな……)
右: 近隣の小中学校の児童・生徒も招かれ、真剣に発表の様子を見つめる

    

左: 「井戸から汲んできた水は、いったん布でこしましょう」。劇で実演してみせる小学生
右: 子どもたちの演技や発表に、お母さんたちも驚き、笑い、拍手喝采をおくる

    

左: この保健週間の目的の一つは、保護者の知識向上。学校の周辺に貼られた、「下痢になったら経口補水塩を飲みましょう」などのポスターを使って先生が説明して回る
右: 子どもたちによる手作りの保健教育ツールなども展示された

今回ご紹介したAsesewa地域のマネジャー、ジョージが5月に来日し、日本の皆さまにガーナの子どもたちの生活についてお伝えします。その際のイベント予定は、順次ホームページ上でご案内します。ぜひ、ご参加ください!

 


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2006/4/5

こんにちは! プラン・ガーナの活動地域、Bawjiaseから第2号をお届けします。

Filed under: Africaアフリカ — zzz @ 17:07

首都アクラから車で約1時間半のところにある農村地域、Bawjiase(ボージアーシィーと発音し、異なるスペルで表示する地図も多い)。見渡す限り緑に覆われた大地の一本道をずっと進み、パイナップル畑が見えてくる先に、この地域の事務所があります。

    

右: 事務所は簡素で、インターネット回線もない(コピー機も度重なる停電で故障したまま…)。ガーナ南部にはこのほかに2つの地域事務所がある

ここはプラン・ガーナ設立当時から活動しているため、今年で14年目。ドライバー2人や掃除人などを含めて20人が勤務し、現在は半径60kmに及ぶ57コミュニティで活動しています。私にとっては初のプラン活動地域訪問でしたが、この5日間、とにかく出会ったすべての人に圧倒されました。プラン職員、コミュニティ・ボランティア、先生、住民、子どもたち…、皆が協力して地域開発に取り組んでいる様子は、想像していたよりもずっと徹底しています。一度ではとても伝えきれないので、少しずつ、皆さんにご紹介していきたいと思います。

    

左:Bawjiase活動地域マネージャーのジョー。朝6時頃に出勤し、22時頃まで働くことも珍しくない。彼のところには、プランに活動してほしいというコミュニティから、毎日のように申請書が届く(地方自治体からの推薦も多い)。7月から10コミュニティを増やすことが決まったが、限られた財源で活動を広げられるのは、申請された中の2%程度にすぎない
右: 左は、スポンサーとチャイルド間の通信物を担当するコミュニティ・ボランティアのコジョ。実は学校の先生だが、それでも読み書きの苦手な子どもたちに手紙を書かせるのは難しいという。右は8つのコミュニティを担当するプラン職員、クリス。4年前からコミュニティ担当者は担当コミュニティの一つで生活することが義務付けられたため、市内から引っ越してきた。「こっちの生活にも、すっかり慣れたよ。後はここで結婚すれば完全に溶け込めるね」 と、屈託なく言う

    

左: 左はコミュニティ・ボランティアとして、「一年の歩み」(成長記録)などの写真を撮り、情報を収集する青年。現在は大学進学を間近に控えている。チャイルドの一家には、他の家から離れたところに23世帯だけで暮らす家族も多い 
右: 伝統的助産師のおばあさんたち。「今では出産に立ち会うときには石鹸で手を洗うし、ちゃんと出産前から記録を残しているのよ。危ないお産についても学んだから、危険なときにはクリニックにお願いしているわ」 と、絵で描かれたマニュアルを広げて見せてくれた

次に、この地域に暮らす人々とその暮らしをご紹介します。水道も電気もガスもなく、破れた服を着て裸足で歩き回る子どもも多いけれど、みんなとても元気です。

    

左: 町を歩くといつも、「オーブローニー(白人さん)、ハウアーユー!」と子どもたちの声が次々とかかる
右: 炎天下の中、パームオイルを作る。汗だくです

    

左:コミュニティの開発会議にて。お母さんといっしょに来た子どもたち
右: 学校に水を運ぶ子どもたち

    

左: なぜか半腰でポーズ
右: 先週は皆既日食がありました。すごく神秘的で、綺麗でしたよ!

 この地域のプロジェクトの様子などは、メールマガジン(5月配信)やプラン・ニュース(7月号)でもご紹介する予定です。お楽しみに!


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