2010/8/26

ラオス便り ~首都ビエンチャンから、第1号をお届けします。

Filed under: Asiaアジア, ラオス便り — zzz @ 18:20

プラン・ラオス 船越美奈

2010年7月より1年間、プラン・ラオスで広報を担当することになりました。現地の写真を時々ご紹介していきますので、覗いてみてください!

第1号は、私が生活する首都ビエンチャンから。ここには、プラン・ラオスの国統括事務所があり、幼児教育プロジェクトのみ実施している近郊のサントン郡の活動も管轄しています。

 
左: 個人用住宅を使ったプランの事務所。フランスの植民地だったラオスは、家のデザインも素敵です。しかし、その位置は、ビエンチャン市街地図の圏外…。中心部から、歩いて1時間かかります。

   
左: 国統括副事務所長のアリ。事務所長がハイチ復興に派遣されていた約3ヵ月間、代表代理を務めました。プランでは、シエラレオネ、リベリア、タイ、フィリピンなどで勤務。インドの家族に会えるのは、半年に1度です。
右: 国統括事務所でただ一人、スポンサーシップを担当するシリスーク。活動を始めたばかりのラオスでは、一年でチャイルド数が500人から3000人以上に増えたので大変です。夏休みには、修士論文を作成する予定。

      
ビエンチャンはメコン川に面しており、川の向こう側はタイです。売られている商品の約半数はタイ、残り半数は中国からの輸入だと言われます。大きめの商店は多くが中国系、建設ラッシュの現場労働者の多くはベトナム系。国の経済発展が、国民生活の改善につながっていないという報告もあります。

それでは、今回は、町で見かけた食べ物をご紹介します!

    
町のいたるところで売られている串焼き。甘みのあるソーセージや魚などもありますが、鳥の足がそのままの形で焼かれていることも…。

    
左: はちみつ。美容のために体に塗ることもあるとか。
右: ラオスでも人気の肉まん。小さめで、中にウズラの卵が入っているのが定番。あんまんの代わりは、カスタードまんです。

   
フルーツも豊富。パイナップルに唐辛子、結構合います。

人々の暮らしを少し感じていただけたでしょうか?
次回は、活動地域の様子をお伝えします。

★ラオスの国概要は、こちらをご覧ください。
http://www.plan-japan.org/country/cop_laos.html

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2010/6/14

ラオスの幼稚園にて

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 16:56

コミュニケーション部 船越美奈

「童顔で、すぐ子どもになつかれるから、向いているって言われて」

幼稚園教諭になった理由を尋ねると、シービーライ先生(23歳)は、そう言って微笑んだ。プランのトレーニングを受けるまで、幼児教育のことは何も知らず、小学生用の教科書で授業を行っていたという先生。今では、子どもたちの成長にあわせたオリジナル教材を作成し、歌や劇を交えた授業を行っている。

「水曜日は水色 ♪ 木曜日はオレンジ♪」
曜日と色の名前を覚えるための歌。楽しそうに歌う子どもたちの声が教室に響きわたる。(若干ズレがちな手拍子とともに…)

 
■ シービーライ先生と子どもたち       ■ カラフルな教材が貼られた教室で

プラン・ジャパンは今年度、ラオスの32村で幼児教育を支援している。幼稚園に通う子どもが6人に1人にも満たないこれらの村で、スタッフと住民がいっしょになり、幼稚園の建設と教員トレーニングを中心に活動している。

この村でも、新しい幼稚園が完成するまで、子どもたちは竹でできた園舎に通っていた。光がほとんど差し込まない旧園舎は薄暗く、その脆弱な造りは、ラオスの長い雨季に耐えられそうにもない。

 
■ 最近まで使われていた旧園舎      ■ 新しい教室

幼稚園では、子どもたちが健康的な生活を送れるように、成長測定を始め、歯磨きや手洗いなどの衛生教育にも力を入れている。

「でも、」と先生。「教育の大切さを親たちに分かってもらうのは、本当に難しくて。クラス30人のうち、4人は週に2回しか教室に来ません。今は補習でカバーしているけど、小学校に入ってからが心配です」

事実、ラオスで小学校を卒業する子どもは、全体の約6割。他のアジア諸国に比べて、かなり低いのが現状だ。

次に訪れたのは、まだ幼稚園を建設する前の村。雨季はボートでしか辿り着けないという村では、子どもたちが石をはじきながら遊んでいた。

 
■ 村の子どもたち

子どもたちの笑い声を聞きながら、ふと、「この子たちはきっと、幼稚園や小学校がなくても幸せに暮らしていけるんだろうな」と思う。しかし、教育を受けなければ、予防できるはずの病気で命を落としたり、将来の職業選択や収入向上のチャンスを逃してしまうことにもなる。

子どもたちの健康を守り、「学ぶ」ことへの意欲や興味を育む幼児教育。
充実した幼児教育は、小学校や中学校への進学率も高めていく。
子どもたちの可能性を信じて、この村の人々もまた、幼稚園の完成を心待ちにしている。

◆ 写真スライドショー  ※写真をクリックしてご覧ください

        <幼稚園が完成した村>           <これから幼稚園を作る村>
 

※現在、ラオスの子どもと交流するスポンサーを募集中です!
詳しくはこちら (国のご希望がある場合は、申込時に明記してください) 

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2010/2/16

インドネシア「初等教育支援プロジェクト」の進捗

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 11:46

経営企画室  番場 慎也 

先日、日本企業の支援で実施している「初等教育支援プロジェクト」の進捗確認のため、インドネシアに出張してきました。


■以前の教室、雨季には雨漏りがひどく授業どころではありませんでした

プランは、東ヌサトゥンガラ州という国内で最も貧しいとされている地域で活動しています。東ティモールが独立した際、多くの難民が流入した西側の活動地区にある、小学校6校で日本企業の支援によるプロジェクトを2007年夏から実施しています。
 
■左:クパン事務所
■右:教室の色や図書室のレイアウトは子どもたちの意見を取り入れました

このプロジェクトでは、各校に教室・図書室・手洗い場などを設置し、チャイルド・フレンドリーな授業を先生が行うようトレーニング、子どもたちへの衛生(歯磨き・ツメきりなど)に関する知識普及や保護者へ教育の重要性に関する意識啓発活動など、「ハード+ソフト」の活動を行っています。

 
■左:完成した水道設備、学内にある既存の井戸から水を汲み上げ、トイレ・手洗い場で使用します
■右:子どもたちが将来の夢を書いています

市内から山道を行くこと約3時間、この小学校でもプロジェクトの終盤にさしかかっています。子どもたちが将来の夢を日本の短冊のように教室内に飾っており、パイロット・警察官・スポーツ選手・先生・お医者さんなどそれぞれ。以前は先生や軍人などが多かったんですが、子どもたちの視野が広がっていると感じました。とある授業にお邪魔したところ、なにやら乾電池の電流を勉強している最中。クパン事務所のスタッフに、私も加わるように誘われましたが、昔学んだ記憶がまったくなく、というかなくなったというか(もう30年ぐらい前だし)、、「いや遠慮しとく。。。」といって外へ・・・(このように、子どもたちがグループを作って互いに学びあうことも以前はなかったことなんです)。

 
■乾電池の勉強をしているところ(4年生)

外で休んでいると、遠目からの視線を感じ、「うん?」とみてみると、併設されている中学校に通う女の子たちがこちらをみながらヒソヒソ。。。。スタッフによると、「あのお兄さん、また日本からきてるんだね」、とのこと。進捗確認のために年に2回以上は訪れるプラン・ジャパンのお兄さんとして、すっかり顔も覚えられてる様子。「お兄さん」と呼ばれたのが嬉しかったはさておき、確かにプロジェクトを開始した2年半前に比べれば先生も子どもたちも、「もっとこういう学校にしたい、そのために今度みんなで話あうんだ」など、いろいろなホンネを以前より話してくれるようになり、かつ子どもたちがより積極的になっていることも実感できました。

 
■併設されている中学に通う女子生徒たち

今後は、これら6校におけるプロジェクト実施の成果を、各コミュニティにおけるモデル・スクールとして、他校へ波及させることを県政府・教育省とすすめていきます。

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2010/1/12

チャイルドに会いに、インドへ

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 11:59

コミュニケーション部 船越美奈

昨年秋、2年前から交流しているチャイルドに会いに、インド西部のラジャスタン州をプライベートで訪れました。今回は、そのコミュニティ訪問の様子をご紹介します。

チャイルドは、今年16歳になる女の子。現在、プランの裁縫トレーニングに参加しています。小学校は卒業したものの、読み書きは困難で、かろうじて名前がサインできる程度。この地域では、女の子が教育を続けることは難しく、教育の質も低いのです。

 
■左: チャイルド。シャイでめったに笑いませんが、美人です!
■右: チャイルドの家族や近所の子どもたちと

 
■左: チャイルドの家で、昼食を一緒にいただきました。薄地のパンに、豆カレー、地元でとれる野菜の炒め物、ヨーグルトなど、心づくしの料理が並びます
■右: お父さん(右)は町の工場で働いていますが、実は伝統楽器と歌の名手。歌に合わせて、チャイルドが恥ずかしがりながらも踊りを披露してくれました

「一年の歩み」で定期的に家族や地域の状況の報告を受けるとは言え、実際にチャイルドと家族と会い、言葉を交わす感慨は格別です!また、コミュニティ訪問では、リクエストにあわせてプロジェクトの視察もアレンジしています。今回の訪問では、女性の収入向上プロジェクトを視察しました。

 
■左: 裁縫トレーニングのリーダーの女性たち。パキスタン移民の先祖から受け継いだ刺繍の技術をほかの女性たちに教えています
■右: シャツ、スカーフ、バッグ、小物入れなど、カラフルな刺繍をほどこされたアイテムの数々。観光地や町の専門店で売られ、海外にも輸出されています

 
■女の子クラブと女性グループのメンバーとの交流。この地域では長年続く干ばつで農作物や家畜に大きな被害が出ていますが、収入向上プロジェクトを成功させてきた女性たちは元気です!

<おまけ:近くの観光地の様子>

 
■青の町、ジョドプールにて。城塞に色鮮やかなサリーが映えます

 
■黄金色の町、ジャイサルメールにて。砂漠に落ちる夕陽

支援者の皆さん、ぜひ一度、コミュニティを訪問してプランの活動を肌で感じてください!単なる旅行とは全く違う感動が待っています。
コミュニティ訪問のご案内

2月にはインドで活躍する2人の女の子と女性スタッフを招き、長崎・神戸・東京の3都市で映像上映×報告会を開催します。東京では、滝田栄氏の報告もあります。インドで出会った子どもたちの話には、きっと心打たれ、勇気がわいてくるはず。お申込みはお早めにどうぞ!
映像上映×報告会「Girl Power ~インドを変える女の子たち」

2009/6/30

ラオスの子どもたちと交流がスタート!

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 19:41

プログラム部 寺田聡子

ラオス好きの皆さん、お待たせしました!7月から、いよいよラオスのチャイルドとの交流が始まります。ラオスのことを全く知らない皆さんも、ぜひこの機会に、交流を心待ちにしているラオスの子どもたちを応援してください。

私は3月に、プランがラオスで最初に活動をスタートした地域、ビエンチャン県サントン郡を訪れました。プランは北部のボケオ県でも活動しており、いずれの地域でも幼児教育が活動の中心です。

 
■サントン郡のコミュニティ。乾季には、車で通ると乾いた土埃が舞い上がります

「なぜ、幼児教育?」

理由は主に2つあります。
第一に、ラオスでは国全体で、幼児教育への取り組みが不十分です。それが原因で、多くの子どもたちが小学校を1、2年のうちに中途退学してしまいます。幼児教育は、その後に続く学習の基盤づくりとして、とても大切です。

第二に、幼児教育を通して、5歳未満児の栄養状態、水と衛生へのアクセス、乳幼児死亡率、出生登録、きょうだいの就学状況など、子どもを取り巻く問題が見えやすくなります。子どもたちのニーズを包括的に把握できるのです。

 

「プランは、幼児教育でどのような支援をしているの?」

ラオスの幼稚園では、子どもたちがじっと椅子に座って教師の話を聞くスタイルが主流。子どもたちがお遊戯をしたり、絵本やおもちゃで遊ぶ習慣は、ほとんどありませんでした。

そのためプランは、机や椅子、教材の支給に加えて、教育省と連携しながら、幼児教育の質を高めるためのトレーニングを行っています。教師や園長が参加するトレーニングに盛り込まれるのは、子どもたちに教えるお遊戯やゲーム、植物の葉などを使ったおもちゃ作り、授業計画の作り方などです。

 

今では、子どもたちは屋外で楽しくお遊戯をしたり、ゲームをしたり。教師たちは様々な工夫を凝らして、子どもたちの明るい笑顔を引き出しています。

プランは今後、幼児教育への取り組みを強化しながら、初等教育、栄養改善、水と衛生、子どもの権利保護といった分野にも活動を広げていきます。ラオスの子どもたちが、楽しく健康に生活できるように、どうぞ応援してください!

 

※ラオスのチャイルドと交流をご希望の方は、こちらにご連絡ください。
支援者サポート部 (件名:ラオスのチャイルド)

※プラン一般プロジェクトでも、ラオスの幼児教育への支援を募集しています。
(寄付の金額も回数も自由です。)
詳しくはこちら


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2009/5/20

インドネシアのコミュニティ訪問記

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 20:07

プラン・フレンズ(開発教育ボランティア) 大沢洋平

2004年5月にスリランカに住むチャイルドを訪問した際、その子の通う小学校でパフォーマンスしたのが始まりで、以降カンボジア、ベトナム、タイ、ネパールのプラン活動地域を訪れ、パフォーマンスを続けています。

 
■そう、大沢さんの職業は道化師なのです

今年の3月には、インドネシア第二の都市スラバヤを訪問しました。最初に見学したのは、幼少教育、保育プロジェクト。ホテルの野外スペースで、マスコミも多数集まるビッグイベントを行っていました。

「遊びながら学ぶ」と題して、絵を書く、積み木、ねんど、人形劇、体操などなど・・・あちらこちらで実演。子どもたちは遊びの中で、他者との関係づくりや表現力、ルールといった、生活の知恵の基礎を会得していきます。遊びは、子どもの心の成長の軸となっているのです。インドネシア中から多くの人が訪れ、真剣に学んでいました。

 

次に訪問したのは、生徒数300人以上の国立小学校。しかし、校舎も小さく、どう見てもそんな人数の生徒はいません。聞くと、3学年ずつが午前と午後に分かれて授業を行っているということでした。貧しい家庭の子が通う小学校の多くは、そのように授業時間を区切っているそうです。

授業風景を見学し、スタッフの方々とお話した後、本日2度目のパフォーマンス!炎天下の中、子どもたちのパワーに負けないように頑張りました。

 

翌日には、国立病院(保健センター)を訪問しました。専門スタッフが少ないため、地域の人を集めて勉強会を開き、住民自身が簡単な怪我や病気の対処法を学んでいます。

病気の人、調子が悪い人がいれば、皆で気をつけて、何かあれば連絡する。子どもの検診にも力を入れ、早期発見により病を未然に防ぐ。出産経験のある人は周りの妊婦をサポートする。さらに、病気や害虫を発生させるドブ川やゴミ山の清掃など、地域環境の改善にも力を入れています。

貧しく治療費が払えない人たちのために作られたセンターですが、大きな成果を上げている病院として、全国でも注目されているということでした。

 

訪問を終えて―

インドネシア第2の都市スラバヤ。外から見ただけでは分からないけれど、発展していく都市の中、置き去りにされてしまう人々。そんな人々と笑いあい、子どもたちと遊べたこと、それをサポートしてくれた国内、現地のスタッフの皆さん、そして今回出会ったすべての人々に感謝しています。

スラバヤ訪問では地域で集まり、学び助け合うことを見てきました。貧しくとも、互いに補いあうことで生活向上の成果を上げています。

国の豊かさと、心の豊かさは比例しません。言葉も文化も違う僕に、皆が本当に優しく接してくれました。いつもながらこちらが多くを与えてもらった訪問でした。またいつか、お会いできることを楽しみに

テリマ カシー(ありがとう)ダーダー(バイバイ)


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2009/4/1

スタディツアーでバングラデシュへ!

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 14:07

支援者サポート部 鈴木麻里子

2/6~2/14まで支援者の皆さまとバングラデシュ・スタディツアーに行ってきました。

スタディツアーの魅力は、支援者の皆さまにプランの現地での活動を直接見ていただけること、そしてなんといっても、住民や子どもたち、プランの現地スタッフと交流していただけることです。今回も90人以上の方から資料請求をいただき、お申し込みされた方から抽選で14人にご参加いただきました。
                                        
◆エネルギーに満ち溢れた首都ダッカ

 

一歩外に出ると、目に飛び込んでくるのは人、リキシャ、車の嵐です。車のクラクションが鳴り響き、渋滞に巻き込まれ、隣の車とすれすれの運転に常にはらはらドキドキの移動。窓ガラスにひびが入っても、たとえガラスがとれてしまっても力強く走り続けるバスの中にも上にも人、人、人・・・・。

この時期は乾季で、朝は半袖では少しひんやりするほど。旅にはベストシーズンでした。

◆ダッカのドロップイン・センター視察

今回のスタディツアーの見所の一つは、プラン・マンスリー・サポーターでご支援いただいているダッカの「ストリート・チルドレン支援プロジェクト」の視察。路上で、危険と隣り合わせで暮らす子どもたちに様々なサービスを提供しているドロップイン・センターを訪れました。当日も、約80人の子どもたちが、読み書き、絵、TV鑑賞、ダンス、刺繍などの活動に参加していました。

 
読み書きのクラス: 何度も石板に文字を書いては消し、真剣に学ぶまなざしが印象的でした  

 
左: 「見てみて!僕の書いた文字だよ!」 
右: ベランダで一緒にゲームをしました

子どもたちは耳元で、ベンガル語で一生懸命何かを伝えようとしています。「うんうん!」とうなずくと、とびっきりの笑顔を見せてくれました。最初は少しはにかんでいた男の子たちも、最後は「僕も!僕も!」とやってきて、1人1人と握手をしてセンターを後にしました。

◆農村部ガジプールの村を訪問

首都ダッカから北に車で1時間半ほどのところにあるガジプール活動地域。村に到着すると、村長さんをはじめ、村の人たち、たくさんの子どもたちが出迎えてくれました。

 
左: 村の人たちがあたたかく迎えてくれました
右: 大歓迎のフラワー・シャワー

◆子どもクラブの子どもたちとの交流

 

大勢の子どもたちが集まり、澄んだ歌声で心に響く歌を聞かせてくれました。参加者の皆さんも子どもたちと一緒に踊ったり、手拍子をしたり。突然、子どもたちからも「日本の歌を歌ってほしい」とのリクエストが!「上を向いて歩こう」「大きな栗の木の下で」を歌い、最後は振り付けをつけて子どもたちと一緒に「大きな栗の木の下で」を合唱しました。

その後、子どもたちと参加者の皆さんとのフリーディスカッションでは、子どもたちからも次々と質問が!「村に来た感想を教えてください」 「日本人は何が好きですか?」 「日本でも、早すぎる結婚はありますか?」 などなど。

◆次の日は半日、村の小学生との文化交流
折り紙、サッカー、バレーボール、縄跳びなど、子どもたちと一緒に思いっきり遊びました。

 
左: 新聞紙でのかぶと作りに子どもたちも興味津々
右: 素敵な時間をありがとう!

プラン・ジャパンに入局して2年目。普段はメールでやりとりをしている現地のスタッフに初めて会うことができ、プランの活動が現場で生き生きと動いていることを実感する、感動の多い1週間となりました。


プラン・バングラデシュ国統括事務所にて(ダッカ)。現地のスタッフも、日本の支援者を大勢迎えることができて、とても喜んでいました。

多くの方々に支えていただき、無事にツアーが終了。参加者の皆さま、本当にありがとうございました!

ツアー中、都市部、農村部の様々なプロジェクトを視察しました。その様子を5月9日(土)に開催する事務局オープン・デーにてご報告します。奮ってご参加ください。
※詳しくはこちら


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2009/1/30

ベトナムで、プランが活動を始めたばかりの村を訪問しました!

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 11:15

支援者サポート部 津田恵美

プランがベトナムで本格的に活動を開始してから16年。
近年は、より困難な状況におかれている子どもたちへの支援を強化するため、活動地域を少数民族が暮らす山間部へと移しつつあります。私が訪れた新たな活動地域と、そこで出会った子どもたちの様子をお伝えします。

首都ハノイから飛行機を2回乗り継ぎ、車で約2時間半。昨年オープンしたばかりの現地事務所は、標高1,200メートルのところにありました。この日の気温は10℃ちょっと。新しいコテージを借りている事務所はとても綺麗ですが、窓は木でできており、ガラスが入っていません。

 
■左: プランの現地事務所。ガラスのない木窓の部屋はとても寒く、窓を閉めると中は真っ暗!
■右: 事務所から車で1時間の距離にある、コミュニティの中央小学校。建物はしっかりしていますが、水道・トイレがなく、教室には電気もありません

 
■左: 恥ずかしがりながらも、歌や踊りで歓迎してくれた小学校の子どもたち。お返しに「日本の歌を歌って」とのリクエストが!
■右: 子どもたちは寒い中、薄着で学校に通っています。「今一番ほしいものは暖かい服」という子どもたちの言葉に、胸がしめつけられる思いでした

 
■左: 家が遠い子どもは、寮生活を送っています。木のベッドしかなく、薄暗くて寒い10畳ほどの部屋で、7~10人の子どもたちが寝泊りしています
■右: 寮では、子どもたちが順番で自炊。今日のご飯のおかずは、先生が自分のお給料で買ってくれた小魚の干物2尾です

寮で生活する子どもたちが服を着替えるのは、週に2回のみ。凍えそうな寒空の下、ドラム缶にためた雨水を使って身体を洗います。中には、6歳ぐらいの小さな子も。一方で、自宅から通う子どもたちが恵まれているわけでもありません。おかずを買うことができず、家ではお米しか食べていない子どももいます。

次に、中央小学校からさらに山奥にある分校を訪問しました。

 
■左: 分校の校舎。洗濯物のすぐ右横が先生の宿舎で、その奥が教室です。中央小学校とは、佇まいがだいぶ異なります
■右: 算数の勉強をしていた子どもたち。今日は「円の直径」について学びました

 
■左: 足りない教室を補うため、教室代わりに使われている村の集会場。1つの教室内で、1年生と2年生が逆方向を向きながら勉強しています
■右: 元気に手をあげる子どもたち。先生は少数民族の言語を話せないため、通訳なしには先生と会話もできません

プランの活動が始まったばかりのこの地域。現在は、活動に対する住民の理解を促進したり、出生登録などの基本的な活動を行っている段階です。それでも子どもたちの瞳には、希望と期待が溢れています。

現地事務所のスタッフもまた、地域の人々と一緒に活動していくことに、とても意欲的です。新しい場所での活動はチャレンジも数多くありますが、これからの地域の変化を支えていけるよう、私も応援し続けたいという思いを強くしました。


■子どもたちがしきりに「楽しかった!」と教えてくれた昨年の秋祭りの様子。村の子どもたちが初めて自分たち自身で企画したイベントとなりました


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2008/11/21

「Is this life? ~インドの女の子たちの現実」

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 13:28

コミュニケーション部 船越美奈

11月12日(水)、15日(土)、19日(水)の3日間で計4回、プラン・ジャパン秋の映像上映会「Is this life? ~インドの女の子たちの現実」を開催しました。ご参加いただきました223名の皆さま、ありがとうございました。当日は、インドの子どもたちが作成した短編映像から、女の子の問題を取り上げた6作品を上映。作品の中から、子どもたちの声をいくつかご紹介します。

「貧しい家族の中には、すぐに裕福になれると考えて、11歳や12歳の娘に売春をさせる家族がたくさんいます。しかし、そんなことで裕福になった人などいないのです」(『暗い道』)

「女の子として生まれることは罪ではないが、貧しい家の女の子として生まれることは最大の罪である。私たちがそう考える理由をお伝えします」(『Is this life?』)

 

「この20年間、彼女の涙が乾く日はありませんでした。そして、彼女の娘も自分の存在をずっと呪ってきました」(『ジョギニ、神の妻』)

「始めのうち、女の子たちは一緒に食事をしませんでした。自分より低いカーストの子と食事をすることを恐れていたのです」(『女の子の学習キャンプ』)

 

ここで描かれた家庭内暴力や性的搾取などの過酷な状況は、全て子どもたちが直面する現実です。直視するのはつらいですが、今、この瞬間にも、同じような痛みを抱えている女の子や女性は大勢います。

加害者を責めても、政府の力不足を批判しても、それだけでは問題は解決しません。一方で、何かしなければと思う人が増えれば、少しずつでも社会は変わっていくのではないでしょうか。一人でも多くの方といっしょに、女の子を応援できる一歩を踏み出せることを心から願っています。

<当日の様子>
 
左: インドの現状についてもご紹介しました
右: 参加者の声 「テレビなどでは分からない、現実を知りました。重いテーマですが、きちんと見つめていこうと思います」

◆11月~12月の説明会で一部の映像を上映します!  詳細はこちら
◆12月21日(日)に、大阪で映像上映会を開催します! 詳細はこちら

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2008/10/8

プラン・フレンズによるインドネシア訪問

Filed under: Asiaアジア — zzz @ 10:51

プラン・フレンズ(開発教育ボランティア) 邑田 明美

私は昨年から始動した「プラン・フレンズ」というボランティアの一人で、子どもたちに途上国の現状を伝えるプラン・ジャパンの活動に協力しています。8月に2週間、フレンズの仲間とインドネシアに行ってきました。インドネシアはもう何度も旅行していますが、いつもとはちょっと違う旅となりました。


■プラン・インドネシアの職員と、一緒に旅をしたフレンズたち

フレンズと合流する前に、友人がいる西ティモールのソエを訪問。最寄りの空港からソエまでの3時間のドライブは、道路も整備されていて快適でした。でも、その道路は東ティモールで騒乱があったために軍が整備したものと聞くとちょっと複雑な気分です。ソエは、ひろ~い丘の上の町という印象。そして驚いたのは、とっても寒いこと。夜は特に冷え込んで、真夏の気候しか予定してなかった私は毎晩凍えてしまいました。インドネシアでもこんな寒いところがあったなんて・・・。

ソエでは観光もしましたが、やはり一番印象に残っているのはプランの活動地域の訪問です。到着した日、ちょうどドイツ人のスポンサー夫婦がチャイルドに会いに行くとのことで、同行させてもらいました。ソエの町から車で2時間。道路の舗装もだんだんなくなり、ようやく着いた村では、大勢の村人が私たちを待っていてくれました。ちょうどその日はインドネシアの独立記念日(8月17日)。村の催し物に合わせて村全体で大歓迎会です。


■民族衣装で踊りを披露してくれた子どもたち

初めて見るティモールのカラフルな伝統衣装、そして女の子は優雅に、男の子はダイナミックに踊る様子はとても印象的でした。島ごとに違った文化に触れられるインドネシアで、改めてその多様性を実感しました。

その後、いよいよジャカルタで他のフレンズら計7人と合流。まずはジャカルタ港近くのスラム街におけるプランのプロジェクト見学です。この町の主な収入源は海で採ってきた貝を加工して得るお金。加工場では、女性や小さな子どもがもくもくと作業をしていました。私たちが訪問した「KOPLAK」という子どもたちのシェルターでは、小さいときから労働力として働き、学校に行けない子どもたちが集まって、音楽を演奏したり、絵を描いたりしています。家庭内暴力なども頻繁にある様子で、子どもたちの避難場所としても機能しているとのこと。

貧しく厳しい生活環境、そんな現実を変えていこうと若者たちだけで運営して活動をしている様子は、感動というより衝撃的で何といっていいのか言葉もありません。都市部でのプランの活動を見るのは初めてで、特にスラム街での活動見学というのは私たちにとって特別な体験になりました。

  
■左: 子どもたちのシェルターの入口で
■右: 貝の山を前に、多くの子どもたちが働いています

次の目的地は、ジャワ中部にあるグロボガン。私が交流しているチャイルドをみんなで訪問しました。訪問先の学校では、子どもたちのすばらしい劇を見たあとに、私たち8人で「カッコー」を輪唱でおかえし。もう何十年(?)も歌ったことないのに、こんなところで歌うなんて・・・。でも、意外にノリのよいリズムを再発見しました。他にも、墨と筆で習字を披露したり、折り紙を折って生徒たちにあげたり。生徒たちは身を乗り出して、興味津々の様子。少しは日本の文化を体験してもらえたかな。

一度にこんなに日本人がくるなんて、チャイルドの家族もさぞかしびっくりだったでしょうね~。初めて会うチャイルドは、写真よりも成長していて、とってもかわいい女の子でした。時間がなくてゆっくりと家族と話をしたりできなかったのがちょっと残念。でも、彼女はまだ7歳。これから何回でも会いに行く機会はあるでしょう。もうすでに、来年のインドネシア旅行はどんなスケジュールにしようかな~なんて考え始めているこのごろです。

 
■左: 習字の作品と一緒に
■右: 学校の子どもたちと一緒に踊っちゃいました

今回は、新たなインドネシアの発見、都市部でのプランのプロジェクト、グループでの楽しいコミュニティ訪問と、プランを通してひと味違った旅行が体験できました。現地でお世話になったプラン職員の方々、本当にありがとうございました。

※プランのコミュニティ訪問について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。


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