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アドボカシー

アドボカシーとは?

プランは活動国でプロジェクトを実施するとともに、アドボカシーにも力を入れています。アドボカシー(advocacy)とは、社会の課題を解決するために市民や政府に働きかけて、世論を作り出したり、政策を形成・変更したりする活動のことです。目的は社会に変化をもたらすことです。複雑に絡み合う世界規模の課題を解決し、公正な社会を実現するためには、市民の問題意識を高め、改善を求める声を政府に伝え、政策改善に繋げるアドボカシーを、プロジェクトと並行して進めていくことが大切です。

例えば、プランが活動を終了したインドのコミュニティの例を見てみましょう。
プランが活動を開始した当初は、多くの子どもたちが学校に通えずにいました。政府の教育予算が足りず、学校や先生の数が不足していたこと、自分が学校に通ったことがないので、教育の大切さを理解していない親が多かったことが原因です。プランはコミュニティの人々と協力して学校を建設し、子どもたちには教科書や給食を支給しました。同時に、コミュニティの人々に教育の重要性を伝える意識啓発が行われ、多くの親が子どもを学校に通わせるようになりました。そして、プランが教育政策の改善を願う人々の声を政府に訴えかけた結果、政府が教育予算を増やして学校を整備し、適切な数の教員を配置するなど、コミュニティに政府の教育政策が行き届くようになりました。
このようにプランは、具体的な支援プロジェクトを実施するだけでなく、市民への啓発活動や政府への働きかけなど、様々なレベルでアドボカシーを行い、子どもたちが暮らしやすい社会へと変化をもたらしています。

プラン・ジャパンのアドボカシー

世界規模の問題を解決するために、日本の私たちにもできることはたくさんあります。まずは一人ひとりが問題についてよく知り、問題解決のために「声」をあげること。イベントやキャンペーンに参加したり、回りの人に情報を伝えたりすることは、途上国支援の輪を広げるための大きな力となります。

プラン・ジャパンは、プランが取り組む3つのアドボカシー・キャンペーン(Because I am a Girl、Learn without Fear、出生登録)を推進しています。「ジェンダー(社会的性別)格差」、「教育」、「児童労働」の分野に注力し、プランの活動地域で直面する問題と解決のための取り組みを発信しています。また、他団体とネットワークを組んで、市民社会を巻き込んだキャンペーンを実施し、途上国支援を拡充するよう日本政府に提言していきます。

プランが取り組む世界共通のアドボカシー・キャンペーン

プランでは「子どもの権利」に基づき、世界共通のアドボカシー・キャンペーンを展開しています。

Because I am a Gilrキャンペーン

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早すぎる結婚、教育機会の欠如、暴力や虐待・・・。途上国の女の子たちには、過酷な生活が待ち構えています。でも女の子たちがきちんと教育を受けることができたなら、女の子のパワーは村を、国を、そして世界を幸せにします。プランは国連に働きかけ、毎年10月11日が「国際女の子デー」と制定されました。

Because I am a Girl 途上国の女の子に笑顔を!キャンペーン別ウィンドウ

途上国の女の子のために日本の私たちができること
写真:プラン・ジャパン事務局でもSTAND UP!

プラン・ジャパン事務局でもSTAND UP!

STAND UP TAKE ACTION
(主催:動く→動かす別ウィンドウ

動く→動かす

毎年、世界貧困デー(10月17日)の前後に、世界中の人々が立ち上がる「スタンド・アップ テイク・アクション」を実施しています。2015年までに世界の貧困を減らすことを定めたミレニアム開発目標(MDGs)の実現を目指して、貧困を終わらせたいというメッセージを世界のリーダーたちに伝えます。

プラン・ジャパンはBecause I am a Girl キャンペーンの一環として、MDGsの目標3「ジェンダーの平等を進めて女性の地位を向上させよう」を推進するため、「スタンド・アップ テイク・アクション」に参加しています。

Learn without Fear 体罰・いじめ・性的虐待のない学校推進キャンペーン

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子どもたちが暴力を恐れることなく、安心して質のよい教育を受けられる環境作りを目指して、2008年から展開しているキャンペーン。全てのプラン活動国で、学校内における暴力の実態調査を行ったところ、体罰、いじめ、性的虐待の3つが最も深刻であることがわかりました。

キャンペーンでは、上記3つの暴力撲滅に重点を置き、学校における暴力を全て禁止する法律の施行に向けて政府に働きかけ、子どもたちが安心して学べる環境を作ります。プランは活動の中で教育の大切さを訴え続けていますが、教育への理解不足や教育の質の低さ、学校での子どもへの無配慮な扱いなど、あらゆることが子どもたちの足を学校から遠ざけています。プランは 「Learn without fear体罰・いじめ・性的虐待のない学校推進キャンペーン」を通して教育の質の向上を目指します。

「Learn without Fear」についてもっと知る

途上国の子どもたちが教育を受けられるために日本の私たちができること

世界中の子どもに教育をキャンペーン
(主催:教育協力NGOネットワーク(JNNE)別ウィンドウ

教育協力NGOネットワーク(JNNE)

「世界の子どもに教育をキャンペーン」は、世界中の子どもたちが教育を受けられることを目指して、毎年4月に世界で同時期に行われるキャンペーンです。世界180カ国でNGOや教職員がネットワークを組んで実施し、日本では、途上国で教育協力を行う23のNGOで構成される「教育協力NGOネットワーク(JNNE)」が主催しています。プラン・ジャパンはJNNEの一員として、2010年からキャンペーン事務局を担当しています。

写真:学校での授業の様子

学校での授業の様子

写真:国会議員とのイベントの様子

国会議員とのイベントの様子 (c)JNNE

児童労働反対世界デーキャンペーン
(主催:児童労働ネットワーク(CL-Net)別ウィンドウ

児童労働問題の解決を目指して、国際機関、政府、企業、労働組合、経済団体、NGO、市民等が日本において連帯・協働して実施しているキャンペーン。プラン・ジャパンはキャンペーンに賛同し、子どもたちの教育の機会を阻む児童労働の問題とその解決策としてのプランの取り組みを、イベントなどを通してアピールしています。また、児童労働ネットワークが実施する署名活動への参加を、支援者の皆さまに呼びかけています。

写真:イベントでプランの取り組みをアピール

イベントでプランの取り組みをアピール

写真:プラン・おとなスクールで児童労働について学ぶ参加者

プラン・おとなスクールで児童労働について
学ぶ参加者

出生登録キャンペーン

社会保障を受けるために必要な身分証明書の取得を推進する「出生登録キャンペーン」では、政府や国際機関と連携して出生登録の重要性を住民に伝えるキャンペーンを進めています。2005年からの4年間で世界の4000万人以上の子どもの出生登録が行われ、さらに10カ国の法律を改正して、これから生まれてくる子どもたちが無料で出生登録を受けられるようにするなど、各国で大きな成果を上げています。

「出生登録キャンペーン」についてもっと知る

写真:出生登録を手にする子どもたち

出生登録を手にする子どもたち

写真:国連で出生登録キャンペーン推進をアピール

国連で出生登録キャンペーン推進をアピール

プラン・ジャパンが参加するその他のキャンペーン

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